先月のにかほ象潟観光地ツアーの初日に、象潟郷土資料館の方に大変お世話になってしまいました。市の観光HPに出ていたある場所がわからず、市役所に行ったら、そこでもわからないという失態で、慌てて休館日になっていた象潟郷土資料館の方を呼び出してくれて、そちらに行けとのこと。資料館ではそれ以外にも幾つか調べて頂き、非常に助かりました。
その際、外に仮設の建物に入ったものがあり、見てみると「埋もれ木」とのこと。何も知らなければそのまま素通りだったのですが、今年の春に秋田の伝統工芸を調べた際に、この埋もれ木、神代杉とも古代杉とも呼ばれるものを素材として加工したた工芸品があるいうことが頭に残っていたので、つい興味を持ってしまいました。
これは縄文時代後期の紀元前466年、鳥海山噴火による山体崩壊で、象潟や平沢の海岸まで広がる大規模な岩なだれが発生、その際に埋もれた秋田杉やケヤキなど。この地域の工事の際に出土することがあり、最近では2014年からの日本海東北自動車道の象潟ICの工事の際に大量に発見されたとのことで、郷土資料館の隣には、発見されてほぼそのままの状態で仮置きされていました。ついで状態でこれを見られたのは、ラッキーでした。
時々
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