本日秋田の気象台から秋田市の桜の開花宣言が出ました。1953年からの観測史上最も早い開花で平年より14日、昨年より4日早い開花となったとのこと。この要因として、3月の平均気温が6.5℃と観測史上最高を更新したためとの話。
今年1月の気象予報会社の当初の開花予想は、4/14~20日頃となっており、予想を大きく前倒しした格好。今年は2月の大雪、3月の埼玉行きで開花予想の続報を出せませんでしたが、観光客注目の角館の桜は、例年秋田市から5~7日後、に開花、それから5日前後で満開となることが多いので、この気候が続けば、角館の桜は4/9日頃には開花、14日頃には満開と、5月の連休に間に合うとかの話とは大きな乖離が出てきました。
桜の開花に合わせて行われる桜祭り(観桜会)は、勢至公園(にかほ市)、千秋公園(秋田市)は新型コロナの影響で今年も中止。角館の桜祭りは、規模を縮小して4/20~5/5まで開催の予定です。例年ほぼ同時期に開催される刺巻湿原の水芭蕉祭りと西木のかたくり群生の郷まつりは開催中止となり、刺巻は見ることだけならできますが、西木はかたくりが群生する栗農園への立入も禁止となっています。
(写真はにかほ市勢至公園。特派員撮影)