
今日も一日雪が降り続き、この時期らしい天候になっていましたが、引き続き、降った分とほぼ見合う量がとけているようで、積雪量としては、急増するまでには至っていません。
さて、来月2月の秋田県南で行われる冬祭りの2番目は、刈和野の大綱引きと同じ日に開催される仙北市西木地域での「紙風船上げ」です。大きさ10mにもなる手作りの紙風船に熱源をつけて、熱気球の仕組みで空に打ち上げる紙風船の姿は、とても綺麗なものです。
台湾やベトナムでも同様の祭りがありますが、アジア地域で行われるのは大きさ30cmほどのもの。これらの祭りは、世界の「行ってみたい祭り」ランキングに入っていますが、大きさから云えば、遥かに壮大な西木の紙風船上げです。
問題はアクセス面。車では国道105号線が一本道でありますが、慣れていない観光バスなども来ることや、駐車場がほとんどないため、現地は大混乱になり、辿り着けない人も出るほど。秋田内陸縦貫鉄道の桧木内駅から徒歩数分の場所ですし、角館から臨時便も出る予定ですので、行かれるなら鉄道をお勧めします。寒さもあり、見るのは苦労するかと思いますが、その分、見た時の感動は大きくなります。(写真は太田の火祭りでの紙風船上げ)

