佐竹の殿様、現代版？！

旅行客には馴染みの薄い話ですが、秋田県では来月12日、県知事選挙と９市町村長、７議会の補欠選挙が一斉に行われます。

今回の選挙の目玉は、３期12年県知事を勤めた寺田氏が引退することに伴い、次の秋田県を担う新しい知事が決まることと、それに伴う秋田市長選挙といえそうです。今回知事に立候補した方は、何名かいますが、その中には、前秋田市長の佐竹氏が含まれています。

この方、全国市長会の会長まで勤めた方で、更に秋田藩主、佐竹氏の末裔で佐竹北家（角館）の現当主と、秋田でもある種有名人の方です。今回市長から知事への鞍替えで、当選したらば名実ともに秋田を治める方になるわけです。

江戸時代に秋田県を300年治めていた末裔の方が、再び秋田を治めることになるというのはちょっと抵抗を感じますが、それもまた秋田なのでしょう。

後