フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月24日(木) 曇り

2016-03-25 14:17:08 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(鶏ササミ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

お昼に家を出る。庭の桜が見頃を迎えた。家の前を通る人たちから「咲きましたね」と挨拶される。

1時に高田馬場駅で7名の仲間と待ち合わせ、先日亡くなったF先生のご自宅に弔問に伺う。F先生の夫であり、われわれの恩師でもあるM先生にご挨拶する。F先生の遺骨が置かれたキャビネットの上にはF先生のお若いころから最近にいたるお写真が飾られていた。M先生お手製のナマコの酢のものを肴にわれわれがM先生のご定年のときに差し上げたウィスキーを飲みながら(下戸の私はちょこっと舐めただけだが、香りがよくて、まろやかな口当たりであった)、F先生のことを語り合った。

私の卒論の指導教授はM先生であったのだが、提出した卒論を最初に読んで下さったのがF先生だった。そして「これ、なかなか面白いわ。このまま活字にしてもいいんじゃない」とM先生に感想を述べられたそうである。ただし、一つ欠点があって、それは「結論が書かれていないこと」であると。その通りで、私の卒論は結論に至る途中で締め切りを迎え、8合目くらいで終わっていたのであった。というわけで、私は学部を卒業後、一年浪人して、大学院へ進学し、卒論の続きを書くことになった。

F先生のご冥福を心からお祈りいたします。合掌。

みんなと別れて大学へ戻る。

スロープの上の桜は遠くから見るとまだ花が咲いていないようにみえるが、

近づけば、ちらほらと咲いている。

明後日の卒業式には三分咲きくらいにはなっているだろうか。

コンビニおにぎりで遅い昼食。

理工社か製本されたゼミ論集が搬入された。

これで通算6冊目のゼミ論集である。

ゼミ生全員でライフストーリーインタビュー調査に取り組み、得られたデータを全員で共有し、そこから各自の研究テーマを見つけていくというやり方をずっと続けてきた。調査実習(フィールドワーク)と卒論演習の両方の性格を兼ねたゼミである。

表紙の色は毎回変えている。もし私が定年(70歳)までゼミを続けるとしたら、15巻までいくことになるが、だんだん表紙の色選びに悩むことになるだろう。ポイントはどこでピンクを使うかである(笑)。

5時半にTさん、Fさん、Mhさん、Aく君がやってくる。6時からゼミの卒業パーティー(謝恩会と彼らは呼んでいる)があるので、会場までゼミ論を運んでもらう。

「お~い」の声に振り返ったところをパチリ。

会場である「ホイッスルカフェ」に到着。新しいカフェらしい。

8時までわれわれの貸切である。

商事会社に就職が決まったS君。私のゼミから商事会社に就職するのは男子では彼が初めてある。群馬出身(私の母と同じだ)の純朴さをどうか失わないでほしい(笑)。

ゼミ長のA君とOさん。とくにカップルというわけではありません(笑)。

一番最後にやってきた(遅刻!)Kさん。バイト先でとてもいいことがあったらしく、満面の笑みである。銀行に就職したが、配属先は蒲田支店とのことである(!)。

さあ、乾杯だ。中央で笑顔のTさんが最後に号泣することになろうとは、この時点では、誰が予想しただろうか・・・私は予想してましたけどね(笑)。

本日の進行はNさんの担当。いま幸せのど真ん中にいるので、なんでも引き受けてくれる(笑)。

Nさんがパワーポイントであれこれ趣向を凝らしてくれた。

確かに、あるある(笑)。

A君から記念品をちょうだいする。

スタバのミルクフォーマー&カップ、コーヒープレス、コーヒーの粉。

Nさんから花束をちょうだいする。

Orさんからメッセージ帖をちょうだいする。

ゼミ論集を配布する。

Maさん、Fさん、Myさん。

Eさん、Yさん、Sさん、Otさん。

Tさん、Nさん、S君、Aさん。

Aくん、Orさん、Mhさん、Kさん(背後にI君の影が・・・)、Hさん、Iさん。

訳あって留年するI君とHさんの2人にもゼミ論を配布する。 

2人は来年もゼミに出ます。7期生、8期生諸君、よろしくね。

時間となり、店の外では次のグループが待っている。われわれは店の外で記念撮影。 

6期生はみんなの仲がとてもよかった。もちろんこれまでの代も仲がよかったのだが、とくによかった。小グループの連合体となることなく、全員が仲がよいのが特徴だった。したがって、とてもうるさかった(笑)。このうるささを懐かしく思うときが来るだろう。これからそれぞれの場所で頑張ることになるが、いつかこのゼミを思い出してきっと泣いてしまう・・・と言おうと思ったらすでにTさんが号泣を始めていた(笑)。

明後日の卒業式でまた会いましょう。

二次会は失礼して帰る。

花束をもって電車に乗ると、定年退職のサラリーマンに見えるに違いない。

いただいたメッセージ帖に目を通す。

Otさんが描いた私の似顔絵。これは中年男という感じだが・・・

Fさんが描いた似顔絵。こっちは老人だよね。

そういえば、「お体に気をつけて」というのが言葉が散見された。「甘いものはほどほどに」というのもあった。

ふん、余計なお世話じゃ(笑)。

「社会人になって先生のブログに登場するのが次の夢です」というのもあった。簡単なことですよ。「カフェ・オオクボ」にいらっしゃい(ただし休みは不定期なので事前にメールしてね)。

「当面の目標は早めに結婚して大久保先生を結婚式に呼ぶことです」というのもあった。これは各期先着3名までね。


3月23日(水) 曇り

2016-03-25 07:47:46 | Weblog

7時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、紅茶の朝食。

午後2時ごろ、昼食をとりに外出。

軽めのカフェ飯にしよう。

ということで、「グッディ」。

本日のランチからチキンライスを注文。

 ドリップ式で淹れるコーヒー。カップが美しいのもこの店のよいところ。私の馴染みのカフェの中では、ここと、「カフェゴト―」、「ポッタリー」、「トンボロ」のカップがとくに美しい。

いわゆるコーヒーシュガー(氷砂糖にキャラメル溶液を加えて茶褐色にしたもの)。私はこれが好きである。解けるのに時間がかかるのところがよい(飲んでいるうちに甘さが変化する)。以前はよく利用していた「シャノアール」を私がめったに利用しなくなった理由の1つはこの、コーヒーシュガーを置かなくなった(経費節減のためだろう)からである。

東急プラザのくまざわ書店で「日本文学全集」(河出書房新社)の第19巻「石川淳・辻邦生・丸谷才一」を購入。へぇ、この3人で一巻を編んだか。

夕食はジンギスカン風肉野菜炒め。

新玉ねぎの甘味が強いせいで、ジンギスカン風というよりも、うま煮風になった。

今日のブログはあっさりと更新。「現在」に追いつくために、もう一日分、本日中に更新します。


3月22日(火) 晴れ

2016-03-24 10:20:56 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

午後、散歩に出る。

自宅の庭の桜はどんどん開花している。

東口へ。

今日の昼食はここと朝から決めていた。「まるやま食堂」。初めての店である。ここのとんかつが旨いと「phono kafe」の常連の整体師さんが言っていたと大原さんから先日教えられたのだ。

ランチタイム(14時まで)ぎりぎりに入店。「いいですか?」とお店の人に行くと、「はい、どうぞ。でも、とんかつは極上しか残ってないんだけど、いいですか?」と言われた。客の多くがとんかつ目当てでやってくるようである。「はい、極上で」と答える。

壁のメニューを見ると、「極上ロースかつ定食1500円」と書いてある。極上が1500円とは安いなと思っていると、「ランチタイムだから1300円ね」と言われた。そうなんだ。ランチ用のメニューではなくて、同じものがラインタイムだと値引きされるのか。それはお得だ。「豚汁は残ってますか?」「はい、ありますよ」「では、豚汁をつけてください」。豚汁は単品だと300円だが、定食と一緒だと100円だ。これもお得だ。

席は大きなコの字型のカウンターで(1つだけテーブル席あり)、中で働く人たちと常連さんがおしゃべりをしている。いい感じだ。ときどき「極上のお客様のカツ、もうすぐ上がります。ご飯と豚汁用意してください」、「極上のお客様のご飯と豚汁と豚汁準備できました」という声がする。「極上のお客様」とは私のことである。初めて入った店でいきなりVIP待遇を受けているみたいである(笑)。

ジャーン、極上ロースかつの登場である。

あっ、これは普通の食堂(定食屋)のとんかつじゃありませんね。一目でそれはわかる。とんかつ専門店のとんかつである。眉目秀麗、容姿端麗である。

豚肉は林SPFとのこと。「檍」(および「いっぺこっぺ」)と同じだ。極上は250グラムとのこと。けっこうある。でも、ペロリと食べてしまった。美味しかったし、食べやすかった。しかも安い。「phono kafe」の常連さんが言っていた「蒲田で一番美味しい」というのはほめ過ぎだと思うが、味と値段の総合点なら間違いなく一番だと思う。とんかつ専門店でないところが穴場で、「檍」や「丸一」や「鈴文」みたいに店外に並ばなくても入れるところがいい。だから本当はここであまり宣伝したくない(笑)。

豚汁は具沢山で美味しい。+100円なら絶対に注文すべし。

ご飯の炊き加減もよし。

いまひとつだったのはカウンターに置いてある塩と醤油。岩塩をガリガリやる容器の刃の調子がよくなくて(私の使い方が下手だったのかもしれないが)、容器の中の岩塩の粒がほぼそのままの大きさで出てきた。あられか(笑)。しかたがないので、食卓塩を振りかけたが、こちらはすぐに溶けてしまってもの足りなかった。レモンが付いていると嬉しい。醤油は普通の定食屋さんのレベルだ。とんかつソースと辛子で食べるのが一番いいかもしれない。

店の雰囲気(店員さんと客のやりとり)がいいので、また来たくなる店だ。次回は定食屋の定番、生姜焼き定食を食べてみたい。

食後のコーヒーは西口の「テラスドルチェ」で。

ひとまず帰宅して、夕方、ジムへ行く。極上とんあkつ(250グラム)の落とし前をつけねばならない。

東の空の引く場所に大きな月が出ている。明日が満月だが、ほぼ満月だ。

東口の駅前で配られていたビラを受け取る。地元の商工業者の団体のようである。

わが街、蒲田。

家路を辿る人たち。

ジムではクロストレーナーを40分漕いで500カロリー超を燃焼した。 

ジムからの帰り、有隣堂に寄って、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』のシナリオ本の2巻目が出ていないかチェックしたが、まだのようである。村上由佳『ワンダフル・ワールド』(新潮社)を購入。

夕食は冷豚シャブ、蓮根と挽肉の炒め、白菜の味噌汁、ご飯。

ちょっと油断をしていたら、はるが食卓に上ってきて、私のコップから水を飲もうとする。

山猫のようである。

デザートは苺ミルク。

知り合いの方から、「ゆる・ふぇみカフェ」のご案内をいただいたので、紹介しておきます。

「ゆる」は「ゆるやか」、「ふぇみ」はフェミニズムのことで、肩ひじ張らずに日常生活の問題や社会問題をジェンダーの視点から考えましょうというイベントである(今回で3回目)。

4月23日(土)の午後に「アーツ千代田」という廃校になった中学校を使った文化施設で行われる。

イベントページはhttps://www.facebook.com/events/1561381590851910/

これまではスタッフの持ち出して運営してきたが、今回は規模を拡大して行うため、寄付(クラウドファンディング)を募っている。それが今日から開始された。目標金額は50万円とのこと。

クラウドファンディングページはhttps://readyfor.jp/projects/yurufemi

たくさんの方の関心を集めますように。


3月21日(月) 晴れ

2016-03-23 13:29:28 | Weblog

8時、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、紅茶の朝食。

11時半に蒲田駅で卒業生のKさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)と待ち合わせ、一緒に「phono kafe」へ。

一昨日、研究室で会ったYさんと同じく、卒業後に個人的に会うのは初めてだ。ゼミ論集の編集作業にかかわってくれたが、バイトの関係で、作業の後、「五郎八」(食事)→「カフェゴト―」(お茶とケーキ)で慰労することができなかったのが心残りだった。ようやく今日、一年越しの「お疲れ様」である。

二人でご飯セットを注文し、6種類の惣菜をシェアする。

ヤーコンと人参の梅酢サラダ(左)、ごぼうのフリット(右)。

ネギポテトの油揚げ包み。

揚げ茄子とほうれん草のナムル風(左)、ひよこ豆のトマト煮(右)。

玄米と豆腐のタルト人参ソース掛け。

Kさんは色白である。学生時代はスキーのサークルに入っていたので、いくらか日焼けをしていてたが、社会人になって色の白さが際立ってきた。日本人形のようだが、写真を撮るにあたってホワイトバランスには苦労する(笑)。

ミニデザートとお茶(私は小豆茶、Kさんはハニーブッシュ)。

Kさんは人材派遣・紹介の会社で新卒者の就活支援の仕事をしている。毎日、9時、10時まで働いているそうで、同期には退職していった者も少なくないそうだが、Kさんは仕事とはそういうものだと割り切っているところがあって、日々の仕事にポジティブに取り組んでいる。ただ、通勤時間が1時間半かかるので、これを短縮すべく今夏には実家を出て、一人り暮らしを始めたいと思っている。お母様はKさんに家にいてほしいようだが、「私はこれまでの人生で親の期待に八割くらい応えて生きて来たので、もうそろそろ自分の気持ちを優先してもいいかなと思っているんです」とKさんは言った。なるほどね。きっぱりした考え方だ。

「他者の期待に応える」というのは社会的存在である人間の基本的な行動原則だ。自分の気持ちに正直に生きているつもりでも、その自分の気持ちなるものがそもそも重要な他者の期待を内面化したものである場合が多い。重要な他者の最たるものが親である。親の影響は子供本人が思っているよりも大きい。なにしろ物心つく以前から親の期待を浴びながら生きてきたからだ。ある意味、人生とは親からの離脱の過程である。過激な言い方をすれば、心理的な親殺しの実行過程であり、穏当な言い方をすれば、親との最適な距離の取り方の学習過程である。「親元を離れて一人暮らしを始める」というのはその過程におけるもっとも可視的な出来事である。Kさん、頑張りどころですね。

大原さんにツーショットを撮っていただく。

Kさんの次の用事までまだ時間があるようだったので、カフェの梯子をする。蒲田駅前のサンライズ商店街の奥にある「カフェドコバ」へ。

日曜日の午後のカフェは混んでいるが、幸い空いているテーブルがあった。二人ともカフェオレを注文。

一つ下のゼミ6期生(卒業まであと5日だ)のMさんがフェイスブックに「任地が高知に決まりました」と書いているそうなので(Mさんは全国紙の記者になった)、「大久保先生が高知に行くって言ってるよ」とKさんにコメントを書き込んでもらったら、「美味しいスイーツのお店を探しておきますね」と返事があった。実は私は3年ほど前に高知には行ったことがあり、「土佐茶カフェ」(有名らしい)で食べた「あんみつ姫」というのがなかなかよかった。

忙しく働くKさんだが、土日はしっかり休んでいて、二日とも社交の時間にあてているそうだ。それも一日に昼と夜、二組の社交をこなしているそうである。つまり毎週末2×2=4組の社交をこなしているわけだ。それはずいぶん欲張りだね。私も社交の熱心さにかけてはKさんに引けを取らないが、週に二組(週末に一組、平日に一組)を原則にしている。土日連続というのは例外的にあるが(とくに年末や年度末は)、私の場合は月曜日も週末の一部なので(授業も会議もない)、孤独の時間は担保されているのだ。Kさんは、仕事にも全力、社交にも全力で、一息入れる孤独の時間はなくても大丈夫なのだろうか。「マグロみたいですね。泳ぎ続けていないと死んじゃう・・・(笑)」とKさんは言った。うん、白マグロだ(笑)。

駅までKさんを送って行く。駅前でどこかの政党の議員が演説をしていて、それに抗議する人たちとやりあっていた。

Kさん、健康管理には気を付けてね。また、会いましょう。

夕食はオムライス、サラダ、スープ。

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』最終話をリアルタイムで観る。

音は死にませんでした。(ユミさんがフジテレビに抗議の手紙を書く必要はなくなった)

絵にかいたようなオールハッピーエンド。登場人物全員が幸せになって(それを予感させて)終わった。「そんな安直な!」という声が聞こえてきそうだが、いいんです、ハッピーエンドはポピュラーカルチャーとしての恋愛ドラマの王道ですから。そもそも近代社会における「幸福」とは、格差(勝者と敗者)が必然的に生じる「成功」とは違って、みんながそれを手に入れることができるとものとして普及したのです。「みんなが幸福になる」、いいじゃないですか。

本当は、時間があれば(10回で終了ではなくて、少なくとも11回、できたら13回)、他の登場人物たちのハッピーエンドを描いてから、最後に主役の二人(練と音)のハッピーエンドをじっくりとたっぷりと描いてほしかった。まあ、大人の事情でそうともいかなかったんでしょうね。

最後のファミレスでの場面、よかったですね。これからファミレスでおろしハンバーグとトマトソースのハンバーグを注文してシェアして食べるカップルが増えることでしょう(笑)。

無理をしてかたくなな態度をとっていた音が、めげずに語りかえる練に笑顔になっていくところの演出は見事でした。

そして極めつけは練の次の一言。

「卵があって、フライパンがあって、ちょっとの油と水があれば、目玉焼きが作れます」

そうそう、水は最後に蒸すのに必要なんだよね・・・って、違うか!

「道があって、約束があって、ちょっとの運があれば、また会えます」

これですね。放送が終わってから、ツイッター空間にはこの言葉が溢れていましたね。

練は決して口下手ではありません。普段は口下手に、不器用に見せているだけです。そして、ここぞというときに、こういう一言をいう。その落差が効果的なんですね。彼は東京から北海道までトラックを運転しながら音に会ったらなんて言おうと考えていたはずです。この言葉は考えに考え抜いた末の言葉です。

老婆心ですが(老爺心というべきか)、練の言葉をちょっとだけ補足しておきましょう。

「道があって、約束があって、約束を守ろうとする強い気持ちと、少しの行動力と運があれば、また会えます」

これが正しい。でも、長いのでドラマの台詞には向きません(自己啓発セミナーになっちゃう)。名言には省略がつきものなんです。それがわからないと、会えませんよ。


3月20日(日) 晴れ

2016-03-22 13:14:37 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

10時半に家を出て、妻と娘と鶯谷の菩提寺へ。

お寺で合流する予定だった妹夫婦と駅で一緒になる。

仏花は蒲田の花屋(というかスーパーのマルエツ)で買って来てある。

 缶ビールを買い忘れたが、父はそれほど飲む方ではなかった。でも、先祖代々の中には大酒呑みもいたかもしれない。

墓参りを済ませて、駅の近くの中華料理店「錦華楼」で食事。

街中の中華料理店だが、彼岸の中日で上野広小路の「今半」が満席で予約が取れなかったので、念のために予約しておいた。

私はウーロン茶、前菜三種盛。

 

餃子とシューマイは外せない。

 

海老マヨと、海老とカシューナッツの炒め。

 

牛肉とニンニクの芽の炒め、木耳と卵と豚肉の炒め

 

買物をしていくという妹夫婦とは店の前で別れ、われわれは蒲田に帰る。

上野駅での乗り換え(山手線→京浜東北線)のときホームで見かけてポスター。 

蒲田に着いて買物をしていくという妻と娘と別れ、私は本屋へ。NHKの俳句と短歌のテキスト(4月号)を購入。店員さんに定期購読を勧められたが、お断りする。出先の本屋にふらりと入ったときに買って読みたいので。買いそびれてしまったら?それはそれでしかたありません。

わが家の庭先の桜の花(熱海桜だと母は言っていたが・・・)がほころび始めた。

ウッドデッキで野良猫のはるが日向ぼっこをしている。

「お出かけでしたか。お帰りなさい。」

この後、玄関に来たので、エサをあげる。

桜の花を写真に撮っていたら、妻と娘も帰ってきた。二人が買ってきたシュークリーム(スティック)でお茶をする。

パソコンのメールをチェックしたら、ゼミ2期生のエミさんからメールが届いていた。今日、「パン日和あをや」に初めて行きましたと書かれていた。自宅から歩いて30分ほどだという。えっ、そうなの? 結婚されたことは知っていたが、どこに住んでいるのと返信のメールで尋ねたら、夢見ヶ崎動物公園のそばというではないか。その動物公園なら5期生のTさんや1期生のあずささんと「パン日和あをや」に行ったついでに行きましたよ。「細部まで素敵なお店ですね。いつか一緒に行かせてください」と書かれていたので、こういう場合、思い立ったが吉日というのが私のモットーである。新玉ねぎのサンドイッチを食べたいと思っていところなので、今度の日曜日はどうですか?と提案したら、「こんなはやく実現するとは思わなかったので嬉しい限りです」と返信があった。さっそく「パン日和あをや」の奥様に予約のメールをして、「今日、お昼に一人でおじゃましてサーモンとアボカドとクリームチーズのサンドイッチを食べた若い女性と一緒です」と書き添えたら、「あ、あの方ですね。お近くなのかな?先に来ていただけるなんて嬉しいです」と返信があった。奥様はエミさんを誰に似ているとおっしゃるだろうか?楽しみだ(笑)。

「いつか」というのは「希望」の言葉であるけれども、それを具体化する(日付を与える)には、少しの行動力が必要だ。それがないと「いつか」は「いつか」のままで風化してしまうだろう。

夕食は、昼食をしっかり食べたので、軽めに蕎麦で。アボカドとレタスのサラダと筑前煮と一緒に。デザートはおはぎ。