フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月2日(日) 曇り

2018-09-04 16:20:17 | Weblog

8時、起床。

昨夜来の雨雲は西の方からしだいに消えつつある。

郵便受けに新聞を取りに出ると、ナツが椅子の上で寝ていて、私の顔を見て「おはよう」という仕草をした。

サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

正午に卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と鹿島田駅で待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。「あをや」は鹿島田駅と矢向駅の中間にあるので、川崎方面から来る人と待ち合わせるときは矢向駅で待ち合わせ、立川方面から来る人とは鹿島田駅で待ち合わせる。矢向駅の駅舎は古く、鹿島田駅の駅舎は新しい。

線路沿いの道を行くことは矢向駅の場合と同じだが、こちらの方が道幅が広く、線路と道の間に緑地帯が伸びていている。

徒歩10分で到着。

二階の和室へ。今日の彼女のブラウスは何色というのだろうか。明るいカーキ色? 明るいオリーブ色? 秋めいた色合いである。以前に聞いたことがあるが、人にはそれぞれ肌の色に合わせた似合いの季節の色といものがあって、彼女の場合は秋の色が一番似合うそうである。

9月のドリンクはセパレートティー(グレープフルーツ×紅茶)。「カフェ・スリック」でおなじみのドリンクだ。もちろん混ぜずに飲む。

本日のスープはチリコンカン。 

チリコンカンにはピタパンが合う。

サーモン、アボカド、クリームチーズのサンドウィッチ。これは彼女のお気に入りで、彼女とは数回「あをや」に来ているが、毎回注文しているのではないだろうか。三種の具材の中で一番好きなのは何?と聞いたところで、(アボカドです」とのこと。彼女の家の近くにはマルエツと西友があって、マルエツで買い物をすることが多いのだが、アボカドについては西友で買っているそうだ。

アボカドがたっぷり。

フランスコッペ。神戸屋ベーカリーで売っているフランスコッペはシュガーマーガリンをサンドしたものだが、「あをや」のフランスコッペはリンゴとルッコラとブリ―チーズ。それにハチミツをかけて食べる。私はこれが好きで、デザート感覚でいただく。

最後はコーヒー。

以前、彼女と会ったとき、「27歳のときに(28歳の誕生日までに)彼からプロポースしてもらいたいんです」と言っていた。彼にもそう伝えてあるそうだ(笑)。で、この件、その後どうなったのかしら。

「実は先日、彼と婚約指輪を買いにいったんです」

「おっ、プロポープされたんだ」

「いえ、プロポーズはまだです」

「えっ、どういうこと?」

「彼としてはプロポーズのときに指輪を渡したいそうだんです。なのでプロポーズの前に指輪を決めにいったんです」

「なるほど。でも、それだとプロポーズのときのサプライズ感がないね」

「そこは彼の演出力に期待したいと思います」(笑)

というわけで、彼女はいま「婚約中」ではなく、「婚約の予約」状態にある。半分、おめでとう(笑)。いや、99%かな。

めざせ、100%!

どんなサプライズがあるかしら、と彼女はその日を楽しみにしている(ハードルあがってますね)。

「パン日和あをや」には2時間ほど滞在。私は朝食用の食パン、彼女はスコーンを購入。 

帰りは矢向駅の方へ歩く。

「ノチハレ珈琲店」に寄ってみたが、満席だったので、蒲田に移動する。彼女と「ノチハレ珈琲店」に行こうとしたのはこれで3度目だが、満席で会ったり、休業日であったりで、(彼女は)まだ一度も行けていない。ある意味、(雨女」なのかもしれない(笑)。

蒲田では「phono kafe」と「カフェ・スリック」の二軒を回ろうと、まず「phono kafe」へ。

再三書いているが、「phono kafe」は9月30日(日)をもって閉店する。ホナミさんにとっては最後の来店となるだろう。

この後「カフェ・スリック」でシフォンケーキを食べるので、ここではスイーツではなく、小豆茶とお茶うけの惣菜を注文。

冬瓜の柚子煮。

玄米ビーフンの春巻き。

この清水直子さん作の小皿はさすがに「ご自由にお持ち帰りください」とはなりませんよね(笑)。 

「婚約の予約」も慶事の範囲内であるから、陳列棚にあるハーバリウムを彼女に選んでもらって、プレゼントする。 

私たちが店に入って来たとき、常連客のユカリさんがいらした。髪がショートになっていたので、すぐには気づかなかった。お久しぶりですね。一度、「まやんち」でお見かけしたのですが、女子会トークの真っ最中でお声掛けをするタイミングがありませんでした(笑) 

しばらくして常連客のタナカさんがやってきた。お久しぶりです。いつだったか、池上駅の建て替え工事の始まる前に構内踏切のところでお見かけしましたが、どこかのお店に行かれた後ですか?(ネパール料理の「ヒマラヤ」に行かれた帰りだったそうだ)

「phono kafe」の閉店がカウントダウンに入って、カフェ仲間と顔を合わせる機会が増えて嬉しい。

「今日の大原さん」はホナミさんとのツーショットで。

それを見ていたユカリさんが「私と大原さんのツーショットもいいですか」と言った。はい、もちろんです。彼女が「phono kafe」に来ている間、旦那さんとお子さんは東急プラザで父と子の時間を過ごしていて、もうすぐお迎えに来るとのこと。大原さんに持ち帰りのお弁当(夕食)を注文されていた。

「phono kafe」には予定の1時間以上滞在してしまった。「カフェ・スリック」は日曜日は5時閉店ですから、急ぎましょう。l

「カフェ・スリック」に着いたのは4時15分頃。

私はアールグレー、彼女はアフタヌーンティー(どちらもラッフルズホテル)を注文。 

シフォンケーキは私はチョコミント。

彼女は紅茶のシフォンケーキ。

われわれが本日最後の客となり、マダムを交えて、プロポーズ談義。

やっぱり箱をパカッと開けて「僕と結婚して下さい」となるのでしょうか?「サプライズ感を出すなら、ホタテ貝をパカッと開けてというのもいいですね」と彼女。「二人で海へ行って、彼が「ちょっと待ってて」と言って、海に潜って、採ってきたホタテガイをその場で開くと指輪が入っているなんていいね」と私。どんどんハードルが上がっていく(笑)。

「いいわね~。私のときなんか、プロポーズがあったんだが、なかったんだか、わからないわ」とマダム(マダムは学生時代にディズニーランドのアルバイトで知り合ったご主人と10年付き合って結婚されたのである)。

昨日、彼女とゼミ同期のアスカさんのポートレイトをとったのと同じ場所(店の外のテーブル)で、ポートレイトを撮る。アスカさんとホナミさんの雰囲気はまるで違う。北欧と南欧(笑)。

色の黒さは私といい勝負だが、顔の大きさが違う。

「カフェ・スリック」には閉店時間を30分もオーバーして滞在した。マダム、いつもありがとうございます。 

秋色の似合う彼女にとってはこれから「わが世の秋」である。次回は秋が深まったころに会いましょう。そのときは「婚約の予約」の「予約」も取れているでしょうね。どんなサプライズがあったのか、楽しみにしています。

彼女を駅の改札に見送る。 

夕食は海老シューマイ、茄子の田楽(写真はともに二人前)、サラダ、冷奴とオクラ、大根と油揚げの味噌汁、ご飯。

デザートは梨。

ホナミさんからいただいたヨーロッパ旅行土産のビスケットを食べる。

モンサンミッシェルのビスケットのことは私でも知っています。優しい甘さですね。

 深夜、ウォーキング&ジョギング。二日休んで足がとても軽い。そのせいで序盤から飛ばしたら、後半フラフラしてきた。足は軽いのだが、酸欠気味になってしまったのだ。

2時半、就寝。