フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月12日(土) 晴れのち曇り

2012-05-13 02:13:33 | Weblog

  9時、起床。ここ数日、肌寒い日が続いて、体が冷えたせいだろう、お腹の調子がよろしくない。朝、お粥(鮭)を食べて、風邪薬とビオフェルミンを飲んで、家でおとなしくしていることにした。ビオフェルミンは子供の頃からお世話になっている整腸薬で、水も飲まずに、噛んで食べていたように記憶している。正露丸ではそうはいかない。正露丸よりも効目は穏やかで、体にやさしい気がする。

  昼食はバーゲンに行っていた妻が買ってきた海苔巻きと稲荷寿司(妻と息子は握り寿司)。

  実践女子大学の原田謙君から彼が分担執筆した『発達科学入門3青年期~後期高齢期』(東京大学出版会)をいただいた。原田君は私が早稲田大学で教え始めた年の調査実習のクラスの学生だった(同じクラスに弘前大学の高瀬雅弘君もいた)。「昭和期を生きた人々」というテーマでサラリーマンと主婦のライフコースの分析をしたのだが、そのとき参考文献として読んだデイビット・プラース『日本人の生き方』(岩波書店)が彼のその後の人生に大きな影響を与えた。今回、いただいた本に添えられた手紙には、「調査ゼミでプラースの本を学生に貸すと「大学院に進学して研究者にでもなろうかな」と思う不届きな学生が現われるのでお気をつけ下さい。またお会いできるのを楽しみにしています」と書かれていて、思わず笑ってしまった。彼が執筆を担当した章のタイトルは「セカンドライフの設計」である。

  夕食は親子丼。もう普通に食べられる。

  今夜の「出没!アド街ック天国」は私の地元である蓮沼が取り上げられていた。池上線の蒲田と池上の間にある駅だが、蒲田も池上もすでに同番組で取り上げられているので、その隙間の蓮沼が取り上げられたわけだが、少々無理のある設定で、私の住んでいる西蒲田5丁目あたりまで取材が及んでいるのには驚いた。大城通りを越えたらもう蓮沼じゃないでしょ。でも、まあ、難苦しいことは言うまい。地元が取り上げられるのは嬉しいことである。私が散歩の途中で立ち寄る店(=ブログに出てくる店)も紹介されていた。「ムッシュのんのん」や「インディアンカレー」がそうである。この番組の効果は大きいから、しばらくこれらの店はお客さんが増えるだろう。よいことである。

http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/backnumber/20120512/