8時半、起床。
GWも残すところ今日明日の2日間となった。最初と最後がいい晴天(途中は雨)というのはなんだかキセルのようだ。卵焼き、苺ジャム、トースト、牛乳の朝食。
午後、散歩に出る。昼食は何を食べようと考えて、冷麺にしようと決める。季節ものとしては冷やし中華もいいが、それほど美味しいというわけではない。バーボンストリートにある「平壌冷麺食道園」に入る。幟に「盛岡冷麺」とあるので、平壌冷麺とどっちにしようと考えながら店内に入ると、メニューには平壌冷麺しかない。「盛岡冷麺はやってないの?」と店員さんに尋ねたら、「平壌冷麺」と「盛岡冷麺」は同じものとのこと。そうなのか、知らなかった。(後からネットで調べたら、盛岡冷麺は1954年に在日一世の青木輝人という人が盛岡で「食道園」という小さな店を開業し、そこで「平壌冷麺」として出したのが始まりとあった。季節の果物(リンゴ)とキムチ(カクテキ)が入っているのが特徴。本場の平壌冷麺は蕎麦粉が入っているが、盛岡冷麺はジャガイモのでんぷんが中心で、それゆえ透明感があり、コシもある。辛さは中辛を注文したが、マイルドな辛さだった。美味しい。娘なら大辛だろう。
駅前広場で何かの催しをやっていて、商店街を着ぐるみが歩いていた。このCG全盛時代にアナクロニズムな雰囲気が漂っているが、小さな子供たちにはまだまだ人気がある。ディズニーランドの着ぐるみたちも人気があるからな。
食後のコーヒーは「シャノアール」で日誌を付けながら。例の巻紙に何かを書いている老人がいた。店を出るタイミングが一緒だったので、「失礼ですが・・・」と呼び止めて、一体何を書いているのか聞きたい気がしたが、呼び止められなかった。自分史とか「〇〇家の歴史」みたいなものだろうか。遺言とかってこともあるかもしれない。
昨日に続いてジムへ。昨日と同じクロストレーナーで有酸素運動を50分。ただし足に張りが残っているので、負荷は昨日より少し軽くする。10キロちょっとを歩き、570キロカロリー(ちらし寿司相当)を消費する。
ジムを出て、コンビニでガリガリ君を買い求め、店先で頬張る。今年もガリガリ君の季節がやってきた。
有隣堂で新書を4冊購入。「ルノアール」で読む。
芹沢俊介『家族という意志―よるべなき時代を生きる』(岩波新書)
牛窪恵『「エコ恋愛」婚の時代 リスクを避ける男と女』(光文社新書)
三浦展『下流社会第3章 オヤジ系女子の時代』(光文社新書)
小島慶子『気の持ちようの幸福論』(集英社新書)
7時になったので、駅前で妻と待ち合わせて、「洋麺屋五右衛門」で夕食をとる。小海老と空豆とトマトのクリームソースのスパゲッティを注文。『1Q84』の主人公(の一人)、青豆雅美のことを思い出す。
食事の後、妻に付き合って再び有隣堂へ。料理本のコーナーを見ていたら、男子用の料理本がブームであることに気がつく。料理のできる男子の株が上がっているらしい。検見崎聡美『いちばんやさしい基本のおかず』(成美堂出版)という本を購入。