一昨日出利葉康隆=連合栃木青年委員長のご案内により、特定失踪者問題調査会・戦略情報研究所の村尾健兒(むらおたつる)=専務理事に面会戴くため、飯田橋の事務所を尋ねました。
民主党青年委員会北関東ブロックと連合栃木青年委員会の共催による講演会等、村尾氏を講師にお招きしたく、ご意見を戴きながらの打ち合わせとなりました。
私からは、昨年UAゼンセン栃木県支部・ヤングリーブスが行った北朝鮮による拉致被害者救済の署名活動に参加させて戴いたこと、横田めぐみさんと同い年であること、民主党政時代地元代議士が担当大臣の職にありながら拉致問題解決の糸口すら見いだせなかったことなど、「たいして関われていないこと」に後ろめたさを感じながら、「まずは若手地方議員にご薫陶を」と来栃をお願いしました。
対して私と同年齢の氏から、「拉致問題ではまだ入り口の段階で、中井(ひろし)さんなど民主党の方に国会で取り上げて戴いたんですよ」「地方議員に関心をもって戴くのは何よりです」と言って戴きました。
意外だったのは、栃木県内にも拉致の被害に遭われた方は何人かいて、家族の方々に講演会に出席戴くことも可能ということでした。
安倍総理の訪朝等を考慮すると、講演会の開催は8月頃にとのやりとりのなかで、「3人とは言わず、全員帰してくれというのが当然」との言及がありました。
ーー確かに。小泉政権時、蓮池薫さん等5人が救済されましたが、その後の一人の帰国も叶いませんし、北朝鮮当局は「(北朝鮮への)入国も確認されていない」と言い切るありさまです。
「3人救済」の先にある、自身のナショナリズムの具現を見据えたカードなら、看過はできません。
「全員救済」を旨とし、8月の研修会は何としても成功させなければ。