宮城県石巻市の大川小学校は、児童の74名が死亡、もしくは今だ行方が解からない状態です。ここで“ひとつの区切り”ということで、先日、合同慰霊祭が行われました。祭壇に並ぶ慰影の数々、その清々しい表情を伺うたびに「地震・津波さえなかったら」と、悔恨の念が兆します。以前もブログに書きましたが、クリスマスの夜にツリーを飾った校舎には、無念の御霊の多くが、今もなお彷徨っている状態で…。ここは、東北のさらなる復興を、皆で!!
私たち議員の最大の義務とは、町民の皆さんから戴いている血税の、公平な分配、それに尽きると。折しも今日は、総務常任委員会にて、税務課所管の審議が行われました。町長マニフェストによると、平成24年度から都市計画税が半分の1億3千万何某の減、全廃となる25年度からは2億7千万円の削減となります。うちの父親は、“都市計画税廃止論者”でした。市街化区域に住み、商売もやっているということで、相当の税金を払っている、父の言い分はよく分かります。今回の見直しにより、私たちの税負担がかなり軽減されます。ただ、これまで都市計画税を払って来なかった住民にとっては、痛くも痒くもない、減税の事実すら気にとめることは無いかも知れません。都市計画税の全廃は、飽くまでも改革の一端、そこから“これからの町づくりをどうしていくか”に発展していかなくては、単にウチのオヤジの思惑にはまった、それだけでしか、ありません。