ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

風雲海戦の終了

2017-05-12 13:50:00 | パソコン・インターネット

いつか来る日だとは分かっていた。

何度か書いているが、この三年ばかり「風雲海戦」というオンラインゲームにはまっていた。毎日最低でも1時間以上やっていた。もっとも、食事しながら、あるいは伝票打ちながら、適当に遊べるゲームなので、集中している時間は案外と短い。

ゲーム上に専用チャット回線があり、ここで同じゲーム仲間と会話を交わしながら遊ぶのが楽しい。公式掲示板や、サークルの掲示板、ミニメールを使ったチャットなどもあり、見知らぬ同好者たちとの交流が、なにより一番楽しかった。

ただ、このゲーム、運営する会社に問題があった。経営者はシナ人であり、社員にもシナ人がかなり居たようだ。そのせいか、末ェおかしいだけでなく、性能表示と実際の性能が違うことも、ままあった。

元々、このゲームのオリジナルは英語版のBattle Piratesであり、その簡易版が中華版風雲海戦であった。それを日本語に末オたので、当初から妙な表示がいくつもあった。

このオンラインゲームは、意外なほど中高年に受けてた。会社経営者やIT技術者、自営業者などは相当な金額(一説では軽自動車が買えるほど)を課金して、その性能を試し、検証し、間違いをその都度ごとに運営に突き付けて、改善を要求していた。

大陸的というか、共産主義的あるいは中華思想に凝り固まったシナ人には、顧客サービス精神に欠落していたので、この日本的な細かい要求に、かなりの負担を感じていたらしい。

次第に担当する人間が辞めてしまい、ろくな引き継ぎもせずに、業務を続ける運営会社だから、ゲームシステムに問題があること甚だしかった。細かい説明は省くが、そのゲームシステムの不備を活用したある戦術があり、その是非を問うと、仕様だからと認めていた。

が、忘れもしない2015年初頭に、その戦術を使えないようにシステムを勝手に変えてしまった。これが大変な不評となり、運営会社へ抗議が殺到した。有力なプレイヤーが集まり、実際に会社に押しかけて交渉する事態に陥ったほどだ。

その後のことだが、基地LVが99で頭打ちであることが判明した。おかしな話である。今だから分かるのだが、運営会社は短期間で収益を上げて、すぐに撤退するつもりであったのだろう。

私は苦情のメールを差し出す常連であり、送ったメールも相当な数にのぼる。が、途中で気が付いていた。返信が定型文のコピペばかりなのだ。こりゃダメだと思っていたが、案の定来月でアプリ配信終了の通知があった。

これだから、シナ人の発想はダメなのだ。短期間で収益を上げて、次の一発を狙う。じっくりと、良質なコンテンツに育てるという発想が欠落している。ちなみに大元のBattle Piratesは今も続いている。それもドンドンとバージョンアップを繰り返している。

オンラインゲームなんて、何時でも打ち切られるものだと分かっていたが、正直非常に悔しい。このコンテンツ、やり方次第でもっと良いものに育ったはずだ。実際、類似のゲームは他にはない。

現在、このゲームで知り合った仲間たちが、次なる場を求めて模索している。でも、風雲海戦以上のゲームは見つかっていない。これほど自由度が高く、プレイヤーの自主性が重んじられたゲームは、極めて珍しい。それだけに非常に悔しい。

私は当初、一回5分程度の息抜きで遊んでいた。でも、仲間が出来て、連携しての遊びに入ると、毎日1時間以上やり込んでいた。ゲームの出来も良かったが、それ以上にここで知り合った遊び仲間たちのと時間が楽しかった。

ゲーム終了後でも、このゲームで知り合ったプレイヤー同士の交流の場を作ろうと、現在準備がされている。多分、私も一役買うことになると思う。余暇の息抜きのつもりで始めたゲームが、これほどの楽しみを与えてくれたとは幸運なことであったと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする