暴論との謗りを受ける覚悟で敢えて言うが、今の日本に必要なのは強制労働キャンプだろう。
仕事柄、いろいろな人の財布の中身を覗くような機会が多い。実際に覗くのではなく、その人の一年間の所得を計算するがゆえのことだが、不思議で仕方ないことがある。
率直に言って、まるで稼ぎがない。いや、あるにはあるのだが、どうみても生計が立つ稼ぎではない。まともに暮らせる稼ぎではない。それなのに、中古とはいえ高級外車に乗り、外食の比率は高く、しかもパチンコなどの遊行支出もかなりあるようだ。
親の援助で暮らしている場合もある。ひどいのになると、年金の支給日を狙って親を訪ねて、金をむしり取っていく。失業手当をもらっているケースも少なくないが、そのくせ仕事を別個していることもある。
私は断っているが、役所にばれないため、仕事の稼ぎを別の人名義で申告して欲しいなどと言ってくる輩もいる。断ったら断ったで、失業手当を打ち切られたら先生のせいだと食って掛かってきた人もいる。腹が立つので正論かまして断固断っている。
さらに腹が立つのが、生活保護を受けているくせに、相応の稼ぎがある輩だ。だいたいが日雇いとか現金商売が多く、容易に所得がバレないよう悪知恵を絞っている。幸か不幸か、私は気の利かない頑固者との悪評判がたっているせいで、私の元にはやってこない。
気が利かなくて、大いに結構である。
だから、思いっきり偏見込めて言わせてもらうと、この手の悪質な生活保護受給者は、ブヨブヨと肥えていることが多い。少なくても食うに困っていないことは、外見からして明らかだ。
その逆に痩せ衰えているような気弱な貧困者ほど、生活保護を受けていないことが散見する。私からすると、こちらこそ生活保護の対象とすべきだと思うが、生きる気力が弱いのか、自分から強く申請することがない。
追い詰められて役所に赴き生活保護を申請しても、冷たい受付の役人の眼差しに耐え切れずに逃げてくる有様だ。たまに新聞等の片隅に載る孤独な餓死者なんて、このケースが多いのではないかと思っている。
皮肉なことに、生活保護担当の役人の冷たい眼差しをものともせず、厚かましく生活の困窮を訴えているような輩ほど、逞しく見えてならない。単に厚かましいだけでなく、暴力的な雰囲気をまとっていることが多く、それに怯えて申請を認めてしまうケースもけっこうあると思う。
ひどいのなると、集団で役所に訪れて、数の力で役所を威圧して生活保護を勝ち取る輩もいるそうだ。誰とは言わないが、この手の貧困者への救いの手を差し伸べることで、歪んだ正義感を満足させる偽善者たちが支援しているらしい。
いい加減にして欲しい。
この悪質な生活保護受給者は、仕事がないのではない。仕事をしないで、ぬけぬけと生活保護費をせしめている社会のダニ、寄生虫に過ぎない。働かずに金がもらえると、ほくそ笑んでいるだけだ。
腐ったミカンが入っていると、他のまともなミカンまでをも腐らせる。働けるくせに働かないのは個人の自由だが、このような輩に生活保護費を支給するのは間違っている。
偽装、不正により生活保護費を受けているような輩が見つかったのなら、強制労働に就かせて不正受給した金額を働いて返納させるべきだと、あたしゃ声を大にして言いたいね。