建前と本音。日本人を語るとき、必ず言われる特質だが、日本人以上に建前と本音の乖離が激しいと思われるのが韓国人ではなかろうか。
高度経済成長と、円高が右肩上がりで急上昇してからだと思う。日本の繁華街では外人クラブなるものが、急激に増加した。コリアン・クラブやフィリピン・パブ、ロシアン・バブに中国人倶楽部と雨後の竹の子の如く涌き出でた。
私も一通り遊んでいるが、実のところコリアン・クラブだけは行ったことがない。でも、噂は随分聞かされていた。一すわり5万円とか、飲み食いに手を使う必要がない(全部、オネエチャンがしてくれる)とか、少々呆れてしまうような話ばかりだった。
新宿あたりの大型キャバレーに行けば、日本人はもちろん、カナダ娘やら、オーストラリア娘やらもいて、さながら人種の坩堝を感じさせる。もちろん、中国小姐やフィリピーナや東欧娘もいる。日本語を中心に外国語が混じって、訳のわからない喧騒に囲まれることとなる。
ところが、不思議と韓国娘はいない。在日の娘ならいるかもしれないが、日本人と大差がなく分らない。でも、ほぼ間違いなく韓国から来た娘さんは見たことない。不思議に思いベテランのホステスさんに聞いてみると、過去に採用したことはあるが、どうも他の外国の娘と上手くいかず、現在は雇っていないとのこと。
同席していた中国小姐とロシア娘が「コリアン、生意気!」と口々に同意する。贔屓にしているフィリピーナが複雑そうな表情を浮かべている。後で聞くと、コリアの子の接客態度は、非常に丁寧で丁寧すぎるくらだという。それが他の外国人ホステスの反感を買うのだそうだ。
なんとなくわかった気がした。外国人のホステスさんたちは、あまりにへりくだった態度を不快に思うらしい。外人ホステスはどんなに丁寧な日本語と接客を教えても、その態度は客とホステスは同格といったものとなる。ところがコリアンのホステスさんたちは、平気で下僕然とした態度をとる。それが他の外人ホステスには癇に障るようだ。
或る程度自由になるお金が、月に7桁くらいある中小企業の社長さんとか、資産家の旦那さんが愛人を囲ったなんて話を聞く事がある。以前は日本人が大半だったが、いつの頃からかコリアンの娘さんが愛人であることが多くなったと聞いていた。
外国人のホステスさんたちは概して愛人を嫌がることが多い。期間を定めての金目当ての愛人ですら、なかなかに応じないらしい。ヴィザ目当ての偽装結婚ならまだしも、愛人となると相当な金を積まないと難しいと聞かされていた。ところが、コリアンの娘さんたちは違うらしい。むしろ愛人になることを誇らしく語るという。本当かよ?
そんな時に手に取ったのが表題の本だった。男尊女卑の気風が今も残る韓国における男女の事情を赤裸々に語ったこの本に驚いた人は多いと思う。私も驚いたが、たしかに韓国の女性が日本に逃げてきていると書かれると、そうかもしれないと思った。
その後、仕事上で韓国人の愛人女性と話す機会を得たが、愛人であることを恥じる気風はまったく感じられなかった。また、旦那さんの死後も、本国に帰国する気もないようだった。
韓国人というと、極端なまでの愛国心と反日感情が有名だが、個人的にはそのような感情のほとばしりに出くわしたことはない。むしろ、拍子抜けするほど日本に居たがる人であることが多い。
ちなみに、著者は日本人に知られたくないことを書いたがゆえに、韓国では裏切り者と蔑まれ、入国(帰国だと思うが)拒否の憂き目にあったこともあるらしい。でも、相変わらず韓国から日本へやってくる女性は減らないようだ。
海外在住の友人に聞くと、ヨーロッパや南米などで韓国人に出くわすと、実に親しげに日本人に近づいてくるそうだ。肌の色の違う異国では、同じ黄色人種としての連帯感に目覚めるらしい。
う~ん、韓国人。ややっこしい連中だなぁ~
高度経済成長と、円高が右肩上がりで急上昇してからだと思う。日本の繁華街では外人クラブなるものが、急激に増加した。コリアン・クラブやフィリピン・パブ、ロシアン・バブに中国人倶楽部と雨後の竹の子の如く涌き出でた。
私も一通り遊んでいるが、実のところコリアン・クラブだけは行ったことがない。でも、噂は随分聞かされていた。一すわり5万円とか、飲み食いに手を使う必要がない(全部、オネエチャンがしてくれる)とか、少々呆れてしまうような話ばかりだった。
新宿あたりの大型キャバレーに行けば、日本人はもちろん、カナダ娘やら、オーストラリア娘やらもいて、さながら人種の坩堝を感じさせる。もちろん、中国小姐やフィリピーナや東欧娘もいる。日本語を中心に外国語が混じって、訳のわからない喧騒に囲まれることとなる。
ところが、不思議と韓国娘はいない。在日の娘ならいるかもしれないが、日本人と大差がなく分らない。でも、ほぼ間違いなく韓国から来た娘さんは見たことない。不思議に思いベテランのホステスさんに聞いてみると、過去に採用したことはあるが、どうも他の外国の娘と上手くいかず、現在は雇っていないとのこと。
同席していた中国小姐とロシア娘が「コリアン、生意気!」と口々に同意する。贔屓にしているフィリピーナが複雑そうな表情を浮かべている。後で聞くと、コリアの子の接客態度は、非常に丁寧で丁寧すぎるくらだという。それが他の外国人ホステスの反感を買うのだそうだ。
なんとなくわかった気がした。外国人のホステスさんたちは、あまりにへりくだった態度を不快に思うらしい。外人ホステスはどんなに丁寧な日本語と接客を教えても、その態度は客とホステスは同格といったものとなる。ところがコリアンのホステスさんたちは、平気で下僕然とした態度をとる。それが他の外人ホステスには癇に障るようだ。
或る程度自由になるお金が、月に7桁くらいある中小企業の社長さんとか、資産家の旦那さんが愛人を囲ったなんて話を聞く事がある。以前は日本人が大半だったが、いつの頃からかコリアンの娘さんが愛人であることが多くなったと聞いていた。
外国人のホステスさんたちは概して愛人を嫌がることが多い。期間を定めての金目当ての愛人ですら、なかなかに応じないらしい。ヴィザ目当ての偽装結婚ならまだしも、愛人となると相当な金を積まないと難しいと聞かされていた。ところが、コリアンの娘さんたちは違うらしい。むしろ愛人になることを誇らしく語るという。本当かよ?
そんな時に手に取ったのが表題の本だった。男尊女卑の気風が今も残る韓国における男女の事情を赤裸々に語ったこの本に驚いた人は多いと思う。私も驚いたが、たしかに韓国の女性が日本に逃げてきていると書かれると、そうかもしれないと思った。
その後、仕事上で韓国人の愛人女性と話す機会を得たが、愛人であることを恥じる気風はまったく感じられなかった。また、旦那さんの死後も、本国に帰国する気もないようだった。
韓国人というと、極端なまでの愛国心と反日感情が有名だが、個人的にはそのような感情のほとばしりに出くわしたことはない。むしろ、拍子抜けするほど日本に居たがる人であることが多い。
ちなみに、著者は日本人に知られたくないことを書いたがゆえに、韓国では裏切り者と蔑まれ、入国(帰国だと思うが)拒否の憂き目にあったこともあるらしい。でも、相変わらず韓国から日本へやってくる女性は減らないようだ。
海外在住の友人に聞くと、ヨーロッパや南米などで韓国人に出くわすと、実に親しげに日本人に近づいてくるそうだ。肌の色の違う異国では、同じ黄色人種としての連帯感に目覚めるらしい。
う~ん、韓国人。ややっこしい連中だなぁ~