ヌマンタの書斎

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小沢一郎の辞任発言

2007-11-07 09:23:33 | 社会・政治・一般
先週末の日曜日に突如、飛び込んできた民主党・小沢党首の辞任発言。

全ての報道に目を通しているわけでもないし、特別な情報源があるわけでもないのですが、安倍・前首相の突然の辞任といい、最近の流行なのでしょうかねえ~?

政治というものには、必ず裏表があるはずなので、それをとやかく言いはしませんが、変に思うのが民主党のお方がた。政権を担当するのが浮「のか?

政党政治において、政権を担う与党となれば、当然にその結果責任を選挙で問われる。しかし、政権をとらねば自らが求める政治上の主張を実現できるわけがない。

福田総理から出た話か、あるいは小沢・民主党党首から出た話か知らないが、政権をとれる機会があるならば、とるべきだと私は思う。結果責任をとられない野党の立場で、言いたいことを放言するだけの野党の気楽さに安住し過ぎではないのか。

連立であろうと、過半を握っての単独であろうと政権を担う以上、日本では必ずアメリカとの協調をせねばならない。あの村山・旧社会党でさえこの原則は守った。この原則を守らずして、与党の責任は担えないのが現実だ。

もし仮に次の衆院選で民主党が過半を握っても、この政権与党としての原則は変えられないはずだ。国連ではなく、アメリカこそが日本の政治的安定、経済上の繁栄、軍事的防衛の要である現実に変わりは無い。ゆえに、アメリカが求めるなら給油だろうが、補給だろうがやらねばならぬ。それが日本の政権与党としての責務でもある。

どうも民主党をみていると、与党の立場で日本の国政に責任を持つのを恐れている感がしてならない。野党の立場で、責任なく放言する気楽さに安住しているように思う。しかし、野党の立場では、決してその政治上の主張を実現出来はしない。せいぜい、与党の足をひっぱるだけだ。

小沢氏が、民主党には政権を担う力が無いと発言したのも無理ないと思う。ちなみに私は、小沢氏の支持者ではない。あの妙に有権者に媚売るかのようなソフト路線を目指す姿勢が気に入らないと思っている。だから辞任しようと構わないが、民主党の弱腰姿勢が、どうにも不愉快。それを支持しているマスコミもね。
コメント (2)
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