ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

三位一体

2011-06-02 05:19:33 | Weblog

午前中、ニセコで建物の工事をする関係者がアパートを求めて札幌からやってきた。俺の渡した名刺を見て、「身覚えがあります。同僚が持っていました」と。そういえば、俱知安町の不動産屋さんで同僚も別の工事の関係でアパートを探していて、その時に渡していた。

 

ニセコや倶知安で大きな工事があると関係者が一時的に住むところを求めてやってくる。これは何かが動けばそれに関係して色々な人、モノ、カネが動き出す。何もないところには何も動かない。

 

そういえば、最も人、モノ、カネが動くであろう大工事2件が秋までストップするようだ。ニセコカペラホテルやニセコヴィレッジのコンドミニアム建設工事だ。この二つが動けばそれこそニセコは大きく動き出すが、地震、津波、そして何よりも原発問題で工事が完全にストップしてしまった。まあ、延び延びになっているが今回だけは仕方ないだろう。

 

一昨夜、近藤小学校の学校評議員の集まりがあり、委嘱状を貰い、学校教育方針の説明を受ける。今年一年間評議員に委嘱されたわけだが、今回で3人目の校長からもらったことになる。もう56年評議員をしており、自分自身がマンネリ化、意見がなくなって来ていて、戦力になるのかなと。

 

俺が見ている近藤小の良さは地域密着、地域と家庭と学校と、三位一体というか三者で子育てをしている。別に褒めるわけではないが、校長、教頭と教師達が纏まっているように感じる。何しろ、父兄達の先生に対する目が常に光っている。ダメな先生がいれば追い出してしまう、そんな雰囲気もある。区域外で近藤小学校に入れたい方から話しを伺いたいとの相談も受けている人気の学校だ。

 

俺がニセコに来て、5人の校長先生と出会っている。その中で一人だけが2年間でおさらばした。地域と係わりたくない校長だったので丸っきり人気がなかった。地域と係わりたくない校長なんて地域の目が許さなかったのだ。その他の校長先生は皆さん素晴らしい方々だった。校長が変わり段々学校が明るくなっている感じがしている。特に目立つのは校長の頭だが。

 

62日朝。木々の緑のパッパが新鮮だな。見ているだけでいい。

コメント
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