のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

SF木版画

2012-03-13 | 映画
すみません。
とりわけ忙しいわけではないのです。
体調を崩したわけでもないのです。
単にやる気がないだけなのです。

やる気がある時とない時の、「551の蓬莱」並に激しい落差をなんとかできないものかと、まあ正直自分でも思うのでございますが、何をどうすれば改善できるものか見当もつきません。
ああ、551の蓬莱だなんて。思えばのろさんも関西暮らしが長くなったもんだ。

やる気はないし寒さは続くし目元はかゆいしsafariはすぐに固まるしメビウスは死んでしまうしああ。
このまますうっと世界からフェイドアウトしていけたらそれが一番ではなかろうかと思っているわけですが、その前段階として寒いのやひもじいのに見舞われるのが想像するだにしんどくて、いまだ果たせずにおります。でも、いつか必ずそうなるんだろうなあと、なんとなく覚悟はしているわけです。ワタクシみたいなのは、長生きしてたら否応なくそうなります。

そうそう、メビウスが死んでしまったではありませんか。
Remembering The Life Of Acclaimed Artist Moebius
役にも立たないのろさんがのうのうと生きておるというのに。何考えてんだ神様とやら。
みなみ会館あたりで『時の支配者』の追悼上映とか、しないかしらん。
しないだろうなあ。アンゲロプロスの時も何もしてないもんなあ。

なんでしたっけ。

展覧会や映画の鑑賞レポートもまったく進みませんで、日頃ご訪問くださっている皆様には申し訳ないかぎりでございます。自ら提供できるものがないので他力に頼ることにします。西洋の古い木版画の画像を集めておりましたら、こんな愉快なものに行き当たりました。

Война мiровъ (Кузнецов Андрей) - ИЕРОГЛИФ

ロシア語なので書いてある内容はひとっことも分かりませんが、よくよく絵を見ますと、SF映画やファンタジー映画の有名作を素朴な木版画風のイラストに仕立てたものであることがわかります。消化の仕方が実に楽しいですね。ターミネーターなんか最高でございます。何がいいって、鍛冶屋がいいじゃございませんか。

というわけです。
何がというわけなんだろう。

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