昨日 かみさんと出雲に「そば」ドライブ。
急に「そば」が食べたくなりました、それも、近隣にはない「割子そば」が。
歳を重ねると「せっかち」になり、「食い気」優先の「急ぎ旅」です。
ネットで検索した時、気になる店名がありました。
その店は、以前は「うどん」の老舗だったはず?
40年以上前、私の担当エリアが、山陰でした。
広島に配属後、出張で島根・鳥取の問屋、販売店を定期訪問の日々。
昼食に立ち寄った店の名前が検索に登場したのです。
古民家を改造し、隣に「そば打ち体験」や見学もできる「そば製造工場」も併設。
入店の順番を待つ人たちが10組以上。
出雲大社を訪ねた「一見客」相手の観光化した店ではないかと一瞬後悔の念。
しかし 出てきた割子そばは、絶品。4枚いただきました。
そばよりラーメンを好むかみさんも、美味しいと絶賛。
「ざる」や「盛」でない「割子」が、味を「演出」したかも。
入店した時、目に入ったのが「下足箱」、期待を抱かせるアプローチの手法。
東京の人形町の親子丼専門店の、下足箱と高齢の下足番の人を思い出しました。
ディズニーランドも、目的のアトラクションにたどり着く前に期待感を抱かせる手法を。
回り道をさせ、徐々に暗くしていき、「非日常」の世界に誘導します。
今回 もう一つ どうしてもゲットしたかったのが、昆布で〆た「鯖鮨」。
米子の名物のため、出雲では空港しか販売してないとか。
空港では売り切れ、結局米子駅まで50分、直営店でようやく手に入れました。
我が 新見地方でも鯖鮨は、秋祭りに各家庭が作る郷土料理。
地元以外の人は、昔からの作り方の鯖の「尾頭付き」にギョッとします。
しかし 昆布で〆た鯖鮨の作り方はありません。
出雲大社には、当然参拝。
家内安全と独身の娘たちの縁結びを祈願。
近くの島根ワイナリー訪問も。定番のルートです。
私たち夫婦は「食べたいときに食べ、出かけたいときに出る」ことがモットー。
お金はなくとも、体が動くのは今しかありません。
「ゴールデンエイジを生き抜くこと」が私の目標です。
画像 出雲 斐川町 そば庄たまきの入り口の下足箱
割子そば
吾左衛門鮓 鯖 昆布で巻いた鯖鮨 2000円(税込み)
出雲大社 参道
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます