元ベース弾きの田舎暮らしは

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音楽が縦軸の人生
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「神と仏に出会う」日

2020年11月07日 | ふるさと

午前中は、宮司が我が家に。午後は菩提寺で護持会の役員会。

 

今日は「神」と「仏」のイベントの日。偶然重なりました。

宮司が「摩利支天」を祀る家を巡回し、祝詞(のりと)を奏上予定。

午後は、護持会長を拝命した菩提寺で役員会開催予定。

 

     

 

先祖が八百万(やおよろず)の神を祭ってきた我が家。

建て替え前の我が家の奥の間には、祭壇を常設。

神道を崇める「宮司」の家の様。子供心にも、奥の間は神聖な場所。

 

新築の時悩んだのは、床の間と仏壇の配置。

狭い我が家のために、神様と仏様に「同居」をお願いしました。

相対しないように、同じ方向を向くレイアウトに設計。

 

「摩利支天」は、護身と蓄財の神。もともとはインドの神。

平安時代に日本につたわり、「開運・勝利」の神です。

そのため戦国時代には武将の信仰を集めていた神。

毛利元就や山本勘助、前田利家などが有名です。

 

「摩利支天」を祭る家は、肉を食べることが「タブー?」

牛を飼う農家や家畜の売買を商いとする「博労」が多く信仰。

信仰の故か、幼いころは、牛肉や豚肉でなく鯨を多く食べた記憶。

単に貧しさから、買えなかったのかもしれませんが。

 

     

 

午後は、護持会の役員会。

この4月から、新役員に選ばれ、寺の維持・運営の役回り。

老朽化した設備の保全・修理。駐車場・墓地の環境整備。

限りある護持会費の運用、檀家への根回しなどにも配慮が必要です。

住職の世代交代により、新しい護持会を模索中です。

 

昔は、寺やお宮の役員は地域の名誉職。

サラリーマンではなく、いつでも活動できる「旦那衆」が担っていたのでは?

時代の変化の中で、効率よく運営をしたいもの。

そのため、連絡はショートメールを多用。ミーティング回数を減らします。

 

     

 

「神」や「仏」に携わる仕事は、信仰心の多寡ではなく、田舎に住むための義務?

受けた以上、精一杯つとめ、後輩にバトンタッチするつもり。

明日は、秋祭り前の神社と集落の一斉清掃。今日明日は自分の時間はありません。

 

画像    頭打ち   秋祭りの子供のビッグイベント

            残念ながら今年は、コロナで中止。神輿も神楽も。

      床の間   建て替え前の旧実家の床の間、秋祭りのしめ縄奉納

      和室    新築後の和室。リビングの手前に仏壇と床の間

      江湖    住職の新旧交代の大イベント、2年前に新住職に

 


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