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「東京のマンションが売れそうです。アベノミクス効果?」

2013年07月22日 | 住まい、場所
5月から不動産屋さんに販売を依頼していた東京のマンション。
客が見つかり、金額も折り合いが付いたとの連絡がありました。

20年ほど前、東京勤務時代に、将来娘が住むかもしれないとワンルームを購入。
転勤の多い前職のころ、地方から東京の大学に進学するとき役立つかもしれないと決断。
住まない場合でも、投資の一環と割り切り購入。

バブル崩壊が始まったころの購入。それでも相当高い価格でした。
持ち主が支払いに行き詰まり、競売にかけられた物件。
銀行が相場の倍近い融資をしていたことを知り驚いたものです。
テレビドラマの「半沢直樹」ではありませんが、過剰融資の銀行判断全盛のころ。

結局四人の娘のうち、誰一人その物件に住みませんでした。
目黒区で駅に近く便利なマンション。恵比寿、代官山からも近い物件。
そのため購入後、賃貸に出しても、一度も空室になったことがありません。
もっとも不動産屋と一括借り上げ契約を結んだため、必死で客を集めたのかもしれません。

経費もオーバーローンを組んで、頭金もない当時の契約。
今回販売価格の設定は、直近の付近の物件の販売価格を参考に。
まだローン残高があるため、手元にいくら残るかが心配でした。
結論はそこそこの販売金額。でも手数料は相当払わなくてはなりません。
東京では、アベノミクスのおかげ?か不動産が動き始めているらしい。

マンションは償却分と価格下落分を合わせ価値が下がりました。
私が今まで無事にローンの支払いができたのは、「店子」のおかげです。
銀座に通う「粋な姉さん」が長い間、入居してくれていたとの噂です。

末娘の美大の授業料や上の娘たちの結婚費用を考えると懐具合が心配な私。
田舎に家を建て、余力のない中で一筋の光明です。

画像  恵比寿の空中レストランからの眺め
コメント (2)
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