元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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「八つ墓村」の生家初公開 その①

2007年06月09日 | 住まい、場所
私の「八つ墓村(のモデルとなった地区にある)」の生家の一部を初公開です。
岡山の北部 新見市にあります。(合併のため。昔は郡部)

生まれ故郷を離れてもう40年近く立ちます。
あれだけいやだった生まれ故郷がなつかしくてたまりません。
子供のころ、暗くて古い家が嫌いでした。
新しくてモダンな家にあこがれていました。
生まれた家は、もう今では築後120年になります。
建てつけは悪く、ふすまや引き戸の開け閉めに力が必要なのです。
あちこちから雨漏りがします。台風時は特に心配です。

 家は石垣の上にあり、離れと母屋の間に石の階段があります。
もう一箇所なだらかなスロープの坂が母屋の裏につながっています。
年取って足の弱った母親は、正面の石段が上がれず、もっぱら裏からあがるそうです。

 すばらしいのは、奥の間からみる景色です。
周りは、山に囲まれていますが、その間にある20戸足らずの集落と田畑を見下ろすと、タイムスリップして子供時代に帰ります。
心地よい風が当たり、天然の空調です。

 庭のイチョウの樹が屋根をはるか越えたため、切るかどうか迷っています。
石垣には山吹が植えてあり、春の黄色い花は見事です。
また階段をおおう藤も伸びすぎましたが、母親の好きな花です。

                  

 この家をどうするかが懸案事項です。
栗の木が多いため丈夫なのですが、古民家再生は金がかかります。
この夏休み帰省して、専門家の意見を聴こうと思っています。

 この家での生活を目標にがんばっています。
コメント
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