カカヤンバラとヤエヤマノイバラ

我が家で一番遅咲きのバラ、ヤエヤマノイバラが咲き始めました。
山野草店由来のものです。
開ききらない白い花びらに赤いしベ、存在感のあるバラですね。


とにかく香りが強いです。
南国の果実のような、完熟の梅のような、濃厚な香りです。
ジャスミンの香りと共通性があるらしいのですが、
もっと複雑で濃い香りですね。


カカヤンバラ(実生苗)も咲いています。

見苦しくてすみません、
この時期のバラはホント、すぐに虫の餌食ですね。
開いた時にはもう穴だけらけ、うかうかしていると花びらもなくなります。
枝葉のほうもウドン粉にもかかっていて、、つらい。



こちらの花ぱっと全開しますね。
花びらの間が空いてひらひらと自由な感じになります。

白いカンパニュラ

コテージガーデンミックスの種袋から咲いた花です。
いろいろあったはずだけど白花ばかり咲いています。


テッポウユリと一緒に


タチアオイと並んで


あ、アマガエル・・
もしかして色を合わせているつもり？


ベニシジミは朝の光を当てているのかな。

マートルの白い花

娘のウエディングの時のリースから挿し木した
記念のマートルです。
スクスク大きく育って、たくさん花が咲くようになりました。


丸いつぼみと白いふわふわの花がかわいいですね。


この花は一日で散ってしまいますが


次々と咲いてくるので毎日満開です。


でも、花からはあまり香りませんね。
香りがいいのは葉のほうです。

初夏のムタビリス

一年中いろいろに変化して楽しませてくれるムタビリスですが、
初夏の花は大きな房になって咲くのでにぎやかですね。











野バラのような自由さで、一輪ずつに表情があって、
見あきないバラですね。

テリハノイバラの季節

一季咲きのバラもそろそろ最終ですね。
暑い日が続くようになって、テリハノイバラが咲き始めました。


琉球テリハノイバラ


ここから先には行かせられないし、、
かといって自由に伸ばせる石垣もないので、


持ち上げて月桂樹の枝から垂らしてみました。


切られずにすんでよろこんでいるようです。


ガクアジサイと並んで咲いているのは

ホワイトマックスグラフ


これも大変よく伸びますね。

どこまでも伸びるバラの行先をどうしたらいいか、、、
迷いますね。

ヒオドシという蝶が

リンデンの花に蝶が来ています。
枯れ葉のような模様はキタテハに似ているけど、


黒が濃いですね。
私の庭では初めて見る蝶です。


何かなぁ、、とカメラを向けると、
ゆっくり、羽を開いてくれました。


赤い色がうまく出ていませんが実際はもっと派手です。
黒くて地味な枯れ葉模様と、パッと開いた時の赤との落差がすごくて、
びっくりしました。


リンデンの花は甘い蜜の香りがして、他にもいろんな虫が来ていますね。

ミツバチもせっせと蜜を集めています。



花の蜜だけではなくて、葉もおいしいのでしょうかね。
これからイラガやハマキムシなど害虫も集まってきます。
木陰が魅力で植えているのに、葉を食べないでほしいなぁ、、、

２年目のタチアオイ

ミックスの種袋から咲いたタチアオイです。


一年目の小さい時から花を見せてくれましたが、

２年目になるとさすがに花が大きくて多い。

去年から咲いていた白とピンクの一重
茎も太くて長いです。


今年は新しい花も咲きました。

八重の白花、
ひらひらレースを集めたようで、かわいいです。


これは同じものかなぁ、ちょっと印象が違うけど


ピンクのぼかしもあります。

どんな花かわからなかったけど、やさしい感じでよかった・・
ミックスの種袋は楽しいです。
おかげで庭のメンバーが増えました。

湖南ガールズ

実生湖南バラの最後の花が終わったので、

今までの様子を振り返ってみました。

全部で５株、でも、どの子もお母さんには似てないです。
同じ実から生まれた姉妹なのに、誰一人お母さんに似ないなんて、、
面白いですね。


咲き始めたのは５月の中頃でした。
１４日

おかあさん


底白赤花のつぼみ


八重咲き
これはひと足先に咲いていました。
なにか早咲きのバラが混じっていたのかなぁ、、。

１９日

お母さんは満開です。


底白赤花
横に広がるので、持ち上げて眺めています。



白く褪せても散らないまま咲き続けます。
濃い花と入り混じって咲くのでにぎやかですね。


２６日
遅れて咲いてきたのは白花と濃いピンク、淡いピンクの３種です。

白い花はノイバラのようにも見えますが
花びらの感じは姉妹同じです。
(この白花と八重の花はパッと散ります)



紅と淡紅は咲き続けて、今日までずっと楽しませてくれました。

最初の花からいうと３週間以上見られました。
開花時期をずらして咲いてくれて、なかなか散らないなんて、
長く楽しめるうれしいバラですね。

斑入りのテリハノイバラ

名前は斑入りのテリハノイバラですが、あんなにするするとは伸びませんね。
こんもりと茂みのように仕立てられるので、鉢栽培にも向きますね。


今年はなぜかいつもより白い部分が多くてさわやかです。


あまり日光に当てない方がいいのでしょうか。


つぼみも白くて、托葉まで模様入り、
見れば見るほど感心するバラです。


あ、つぼみに腺毛が、、、、
知らなかった・・

ローズマリーヴィオーの娘が

二人います。
そのどちらも母親にはまったく似ていませんでした。


先に咲いたほうの薄ピンクの花
これは３号ポットのままで様子を見ているところです。


そしてもう一株、お気に入りの白花のほうも咲き始めました。

(穴だらけでクローズアップできません^^;)


平たくなる咲き方ですね。
花びらの枚数は多いです。


こちらは１０号鉢で樹形の様子を見ています。

とてもさわやかな花なので、たくさん咲いてほしいです。

それにしても、ハイブリッドムルチフローラ系のバラから
ハイブリッドウイクラーナ系が生まれるなんて、、
ほんとに不思議・・


駒場バラ園の〈八重咲き野バラ〉も少し、咲いています。

ほんとはもっとたくさん咲かせたいのだけれど、
ウドン粉にかかりやすくてなかなか上手に咲かせられません。

こちらは最初からテリハ系だったのかなぁ、、

実生フォリオロサの花が

咲き始めました。
我が家の赤い野バラではフォリオロサが一番最後に咲きます。


上の細長い葉がお母さんのフォリオロサ
下の幅広のほうがその子供。


実生フォリオロサ
花はお母さんよりも小さめです。
かわいい花が咲いてよかったけれど、
肝心の葉が・・広くて大きめですね。
細い葉が生まれると期待していたのでちょっとがっかり。



フォリオロサの葉は細長くて、つぼみは横に向いてつきますね。



実生苗のほうは葉が広くてつぼみは上を向いています。


もう1本咲いているので見てくださいね。

こちらはさらにもうひとまわり小さめです。


花芯もピンクで、それなりにかわいい花なのですが、、


今年はタカネイバラ(不明株)が咲かなかったので、
花の比較はできませんが、よく似ている気がします。
北米の野バラを蒔いて、タカネイバラと呼ばれた株に似るなんて、、、
どういうことなのでしょうね？？？

リンデンの花が

一斉に咲き始めました。


念願の花がやっと（２０年もかかって)、
木全体に咲く日がきました。


とにかくたくさん、ずらりとつぼみが並んでいます。
こんなに一杯咲いてくれるなんて、なにか良いことあるかも・・
なんてちょっとそんな気分になりますね。

今年はスモークツリーもきれいに咲いてくれたし、、

頂き物の野バラも、にぎやかに咲いてきました。

わりと遅咲きなんですね。
どことなく、中国で描かれたロサ・ムルチフローラの絵を連想して
ワクワクします。
Ｉさん、ありがとうございました。

フエドチェンコアナの新梢

まだまだ花が咲き続けているのに、



株元からは赤くてきれいなシュートが伸びています。




あぁでも、このかわいい枝を守れるかどうか、、


病害虫と蒸し暑さ、いろいろと憂鬱な季節が始まりました。