堤防のハマゴウ

高知に帰っていました。
すぐ近くの浜に行って、ハマゴウの花を見ました。
とにかく暑かったです。
それでも、焼けた砂浜の照り返しは、アスファルトとはまた違いますね。
暑いのは苦手ですが、落ち込んでくると海に行きたくなります。


防波堤の向こうが海です

波の音が聞こえてきます。でも遠いなぁ、、
私が子供だった頃にこの防波堤ができました。
それまではきれいな自然の浜で、どこまでも松林が続いていました。今ではビニールハウスが並んで、テトラポットが積み上げられて、視界がさえぎられて、海がちいさくなりましたね。


緑の部分がハマゴウ

どんどん伸びて広がります。たまには立ち上がって木になっていることもあります。
葉も実もいい香りがします。
北のハマナスに対抗する、南の海浜植物というところでしょうか。
でも花がちいさいので、遠目には気がつかないほどです。


クマツヅラ科の落葉小低木です。

青い花が涼しげで、葉の色も灰緑なところがいいですね。
花の後には丸い硬い実が、たくさんなります。
土佐の日曜市では、「枕にいれると頭がよくなる」なんて書いて売られています。
それはともかく、寝苦しい夏の夜などに、寝返りを打つたびにこの香りがしたら、、、気持ちいいかもしれませんね。
こんど来たときに集めてみようかな。。

今回は、油絵を描くためのイメージ作りだったのですが、とにかく暑くて・・意識が遠のきそう、、とても見ていられません。写真だけ写して逃げて帰ってきました。