読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

国際陸上大阪大会

2007年09月01日 | 日々の雑感
国際陸上大阪大会

国際陸上の大阪大会が終盤を迎えている。開催前にはテレビで盛んに「大阪もえもえ国際陸上だよん」なんてへんなキャッチフレーズのキャンペーンをやっていたので、「けっ、そんなもん見るか!」と思っていたのだが、いざ始まってみると、毎晩テレビは4チャンネル固定になってしまった。

それにしても陸上競技のアスリートたちってみんなきれいだな(もちろん女性のことですが)。うきうきしながら見ている(どうせすけべジジイですから)。テレビでもロシアンビューティーなんて紹介のされ方をしているロシアや旧ソ連の国々の女性たちはひときわ金髪が目立っている。

でも国はいろいろだが黒人系やアラブ系の女性たちもじつにきれいだ。世界のトップレベルにあるという自信が身体全体から出ているからだろうか?でもなかには不安そうな顔をしたアスリートもいて、それはそれでまたきれいだ。もちろんアスリートであるだけに身体の線というかプロポーションは抜群。

ケニヤとかエチオピアの選手というかアフリカの選手はたいてい足が棒のような形をしている(つまり筋肉むきむきではないということ)から、やはり筋肉の質が日本人とかヨーロッパ系の人とは違うのだろう。

お気に入りは、司会の織田ゆうじもほめていたけど、200Mのアリソン。みんな筋肉むきむきな人たちばかりのなかで、あまり筋肉質でなく、むだのないすらっとした身体で、じつに柔らかに走るので見ていてほれぼれする。ストライドがじつに長いから本当は着地から蹴るまでの力がすごく必要なんだろうけど、それを思わせないほどしなやかに走っていく。もって生まれた才能というか身体能力というか、天才的。

もう一人はロシアのロングジャンプと三段跳び(3ステップジャンプ)のレベデワ。毎回大きな大会前には髪型を変えるそうだが、ちょっときつそうな顔をしているけれども、なんか魅力的。

男ではハイジャンプのトーマス。織田がおちゃらけて「機関車トーマス」とか言っていたが、ほんとうにそんな感じ。もともとバスケの選手で、ジャンピングのよさが買われて、ハイジャンプに転向してからまだ2年にならないのに、あれあれというまに金メダルを取ってしまった。「あまり細かいことをアドバイスしても訳が分からなくなるから、コーチは僕になにも言わない」とコメントしているらしいけど、ハイジャンプを美学のように作り上げた王者のホルムス選手も、こんな能天気な選手を前にして、自滅してしまったようだ。

昨日は100m×4リレーで日本チームが新記録を出して決勝に進んだ。タイムは38秒21。これを見て、私はアレっとおもった。朝原でさえ100mの最高タイムが10秒で普通に走っていれば10秒14だとか20だ。ほかの三人も同じようなもので、それが4人のリレーになるとどうして38秒台で走れるのだろうか?という疑問だ。38秒21ということは平均してみんな9秒台で走っているってことだよな。100mの記録が最高で10秒の人たちがどうしてリレーになると9秒台で走れるのだろうか?

私はこれが気になって気になってしかたなく、ずっと考えていたのだが、やっと到達した自分なりの結論は、100mだと静止した状態からのタイムだけれども、リレーだとトップスピードに近い状態になってからの100mだから9秒台が出るのではないだろうか、ということだ。

ということは、朝原選手なんかでも130mくらいを走らせて、最後の100mだけのタイムを計ったら、9秒台になっているのではないかと思う。するとタイソン・ゲイなんか9秒50くらいだすのだろうか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする