gooのニュースに「食材表示:サケ弁→ニジマス弁? ガイドライン案で議論 毎日新聞 2014年1月29日(水)12:23」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
レストランなどで広がった食材の虚偽表示問題を受け、消費者庁が昨年12月に公表した適正表示のガイドライン案に議論が百出している。
例えば「サーモントラウト」を「サーモン」と表示すべきでないとの指摘について、外食業界が「既に浸透している」と反発する一方、消費者団体は「正確な名称を表示すべきだ」と主張。
消費者庁はこれらの意見も踏まえた上で正式に決めるが、「何が適正か」をめぐって業界の試行錯誤が続きそうだ。
消費者庁はガイドライン案で、景品表示法に抵触する事例を示している。
例えば、成形肉や牛脂注入肉をステーキ▽サーモントラウトをサケ▽ロブスターを伊勢エビ▽ホイップクリームを生クリーム--と表示すると「問題」としている。
サーモントラウトの標準和名は「ニジマス」のため「問題がある」とした。
だが外食業界では、サーモントラウトが原料でも「スモークサーモン」と表記したり、切り身を焼いて「サケ弁当」としたりするケースは多い。
外食企業の代表や学者らが参加する「食の安全・安心財団」の中村啓一事務局長は「サーモントラウトは既にサーモンとして広く定着しており許容の範囲内。
消費者の混乱も避けたい」と話し、「業界の自主的な取り組みを見守ってほしい」と主張する。
居酒屋チェーンを展開するコロワイドは「鮮魚の盛り合わせ」を「刺し身の盛り合わせ」に変更。
ロイヤルホストを展開するロイヤルホールディングスは、外部機関にメニューのチェックを依頼するなど、自主的な取り組みを進める。
一方、主婦連合会の佐野真理子事務局長は「実際に何を食べているのかを知りたい。違う名前でメニューに表記するのはおかしい」と主張。
違反行為に対する課徴金制度の導入など規制強化も求めている。
消費者庁は早期のガイドラインの策定を目指しており、「さまざまな意見を精査し、適切なものにしたい」(表示対策課)としている。
【神崎修一】
というもの。
自分からすると、消費者庁の考え方を支持する。
サケとニジマスは違うのは当たり前で、こういうことを認めてしまうと、学校で「サケとニジマスは同じです」と教えなければならないから。
食をシッカリと考え直さなければならない時期なのに、これでは、外食産業の方が、変わるのを拒絶しているように見えてしまう。
内容は以下の通り
レストランなどで広がった食材の虚偽表示問題を受け、消費者庁が昨年12月に公表した適正表示のガイドライン案に議論が百出している。
例えば「サーモントラウト」を「サーモン」と表示すべきでないとの指摘について、外食業界が「既に浸透している」と反発する一方、消費者団体は「正確な名称を表示すべきだ」と主張。
消費者庁はこれらの意見も踏まえた上で正式に決めるが、「何が適正か」をめぐって業界の試行錯誤が続きそうだ。
消費者庁はガイドライン案で、景品表示法に抵触する事例を示している。
例えば、成形肉や牛脂注入肉をステーキ▽サーモントラウトをサケ▽ロブスターを伊勢エビ▽ホイップクリームを生クリーム--と表示すると「問題」としている。
サーモントラウトの標準和名は「ニジマス」のため「問題がある」とした。
だが外食業界では、サーモントラウトが原料でも「スモークサーモン」と表記したり、切り身を焼いて「サケ弁当」としたりするケースは多い。
外食企業の代表や学者らが参加する「食の安全・安心財団」の中村啓一事務局長は「サーモントラウトは既にサーモンとして広く定着しており許容の範囲内。
消費者の混乱も避けたい」と話し、「業界の自主的な取り組みを見守ってほしい」と主張する。
居酒屋チェーンを展開するコロワイドは「鮮魚の盛り合わせ」を「刺し身の盛り合わせ」に変更。
ロイヤルホストを展開するロイヤルホールディングスは、外部機関にメニューのチェックを依頼するなど、自主的な取り組みを進める。
一方、主婦連合会の佐野真理子事務局長は「実際に何を食べているのかを知りたい。違う名前でメニューに表記するのはおかしい」と主張。
違反行為に対する課徴金制度の導入など規制強化も求めている。
消費者庁は早期のガイドラインの策定を目指しており、「さまざまな意見を精査し、適切なものにしたい」(表示対策課)としている。
【神崎修一】
というもの。
自分からすると、消費者庁の考え方を支持する。
サケとニジマスは違うのは当たり前で、こういうことを認めてしまうと、学校で「サケとニジマスは同じです」と教えなければならないから。
食をシッカリと考え直さなければならない時期なのに、これでは、外食産業の方が、変わるのを拒絶しているように見えてしまう。