こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

原木干しシイタケ 給食利用の拡大推進 すすめる会 小・中学校に食材提供

2014年01月16日 22時48分21秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「原木干しシイタケ 給食利用の拡大推進 すすめる会 小・中学校に食材提供 (2014/1/16)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
シイタケ生産者団体などでつくる「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」は、価格が低迷する干しシイタケ対策として学校給食での利用拡大を目指し、15日に東京都葛飾区立の小・中学校全74校に干しシイタケを提供した。
約2万9000人の児童らが干しシイタケを使った給食を味わった。
林野庁によると「これだけの規模で干しシイタケを提供したのは全国で初」という。

同庁によると、干しシイタケの消費量は10年間で約3割減少し、東京電力福島第1原子力発電所事故による「風評被害」で、産地を問わず学校給食での使用を自粛する動きも見られる。
同会では干しシイタケの消費拡大を進めるため、学校給食への食材提供や出張授業を行った。

出張授業は同区立清和小学校で4年生56人に日本きのこ研究所の佐原隆太研究員が原木シイタケの栽培方法の他、カルシウムの吸収を助ける栄養を持っていることなどを説明。
同校の朴木一史校長は「調理法や栄養価を知ると、素材との関わり方が変わる。知らないことを正しく知ることが大切」と食育の重要性を指摘する。

干しシイタケは愛媛、大分、宮崎産を約50キロ提供した。
同校では干しシイタケとエリンギ、ブナシメジのピラフや干しシイタケを使った肉団子スープを給食に出した。
児童らは「おいしい」と口をそろえ、「シイタケの栄養は初めて知った。おもしろかった」と出張授業にも興味を示していた。

同庁は、2013年度補正予算案に原木しいたけ再生回復緊急対策として約20億円を計上。
同対策で、学校給食向けの新商品開発やメニューの提案、生産体験や出前授業などの取り組みを進める方針だ。
というもの。

出前授業や給食で使用するというのは、一見効果があるように思うかもしれないが、効果はほとんど期待できないという事を知っているだろうか。

なぜなら、シイタケを購入するのは、子供たちではなく、子供たちの親なのだ。
よって、風評被害を無くしたいというのなら、親を説得し、理解させて、自ら購入できるような環境を作り出すしか方法はないと思う。
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捕獲後養鹿 北海道

2014年01月16日 22時36分38秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットの[鳥獣害と闘う 第5部 地域の資源に 3]に「捕獲後養鹿 北海道 (2014/1/16)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
海道のコープさっぽろの6店舗の食肉売り場には、昨秋からエゾシカ肉が定番商品として並ぶ。
肉を卸すのは2007年から鹿肉を販売する斜里町の知床エゾシカファーム。
わなで鹿を捕らえ飼養、解体処理時に獣医師が立ち会うなど家畜並みの安全性を担保してコープだけで年間約400頭分を供給する。
安全・安心な鹿肉の供給体制をつくり上げた成果だ。

・質量ともに安定供給

同ファームがコープさっぽろ向けの鹿を解体処理する毎週火曜日には、札幌市から獣医師が訪れる。
処理に立ち会い、内蔵や枝肉に異常がないか目視で確かめる。
家畜の食肉はと畜場法で衛生的な解体や検査が義務付けられるが、野生動物は対象外。
しかし、同ファームの富田勝將社長は「牛や豚の処理場と同じ。第三者が衛生環境を証明する体制だ」と強調。
道が衛生管理体制を認証する北海道HACCP(危害分析重要管理点)も導入済みだ。

狩猟者が林野で血抜きし処理場に持ち込む一般的な流れと違い、同ファームは囲いわなで鹿を捕獲、牧場で一時的に飼養して食肉処理する。
「生体が健康か、衛生的な環境で処理されたかを、消費者に説明できる環境が必須だ」(コープさっぽろ)との求めを満たし、大口需要を獲得した。
 
関係者間の連携で肉の消費を拡大させる動きも広がる。
道内で食肉などに処理された鹿は12年度で2万4000頭と前年度比25%増。
4の「シ」、火の「カ」をかけて毎月第4火曜日を「シカの日」と定め、飲食店が鹿肉料理を一斉に提供するなど、「官民一体のPR活動もあり、消費は順調に伸びている」(道エゾシカ対策課)。

一方、今年度は有害駆除が鹿肉供給に逆風となる状況も表面化した。

捕獲は、大きくは春から夏の有害駆除と、秋から冬の狩猟に分かれる。
主に食肉に向くのは、栄養を蓄え肉質が良い狩猟期の鹿だ。
今年度は有害駆除捕獲に、鹿は1頭8000円を上限に助成金を支払う農水省の対策が開始。
夏まで有害駆除が盛んだった反動で「秋以降は鹿がおびえて山奥から出てこない」(道内の狩猟者)という。
同ファームも年間処理頭数は例年2000頭超だが、今年度は1500頭ほどに減る見通しだ。
 
同ファームなど道内九つの処理業者は、連携して肉の安定供給を目指す動きを強める。
エゾシカ食肉事業協同組合を組織し、昨年7月に鹿肉をS、A、Bの3等級に分ける仕組みを創設。
Sは生け捕りして4カ月以上飼育、Aは狩猟した雌と4歳までの雄、Bはその他。
「一定品質の肉をそろえ、供給量を確保する」(富田社長)狙いだ。

農業被害は深刻で有害駆除の促進は不可欠だ。
同課は「囲いわなで捕らえ、飼養に回す動きが有害駆除でも広がれば、鹿肉の安定供給につながる」と、駆除と有効活用をつなぐ取り組みに期待する。
というもの。

ジビエには衛生面という大きな課題がある。
畜場法の対象外である野生鳥獣には、解体処理の方法で全国の統一基準がなく、肉の状態などを検査する体制や法的な規律はないし、全国的な流通の実態などについては不透明だらけ。
これらが解消することができれば、定番商品としての価値はあるはずだ。
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農相、経団連会長が会談 活力プラン推進確認

2014年01月16日 22時23分59秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「農相、経団連会長が会談 活力プラン推進確認 (2014/1/16)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
林芳正農相と米倉弘昌日本経団連会長は15日、東京都千代田区の経団連会館で会談し、規模拡大や新たな需要開拓を柱に据えた政府の「農林水産業・地域の活力創造プラン」の推進で協力することを確認した。
林農相は「同じ方向でやっていけるという実感を強く持った」と強調。
米倉会長はJA改革について「一番重要なのは農業強化のバックアップ。世界との競争ではコスト削減が必要だ」と生産効率を重視する考えを示した。

農相と経団連会長との会談は、林農相の就任後に再開した。
昨年4月、故亀井善之元農相以来10年ぶりに再開し、今回で2回目となった。

会談では林農相が活力・創造プランを説明。環太平洋連携協定(TPP)交渉は話題にならなかった。
林農相は会談後、記者団に「農業界、経済界という言葉が古くなるぐらいの緊密な連携を目指す」とした。

具体的な連携として、輸出戦略や6次産業化など、産業政策を推進するには「経済界のノウハウが必要」と強調。
農産物だけでなく加工食品も輸出を増やすため連携を深める考えを示した。

米倉会長は会談後、プランにある農地中間管理機構(農地集積バンク)による規模拡大について「耕作地の大規模化を全面的に応援したい」と強調。
経団連として農業分野との協力事例が300以上あるとし「今後もどんどん強化する」との考えを示した。

JA改革に関連し、経団連側は会談の中で、全国の先進JAを紹介した。
米倉会長は、JAグループと経団連の連携が進んでいることも記者団に強調した。

林農相は「JAは原点に返り、農業や農家のために(事業を)やっていく。先進的な取り組みもある。そういう認識で一致した」と述べた。
というもの。

米倉会長の「一番重要なのは農業強化のバックアップ。世界との競争ではコスト削減が必要だ」と生産効率を重視する考えというのは、ある程度の理解はできるのだが、大きな平野や耕作地を持っている外国とは、根本的な部分に違いがあることから、コスト削減には限界がある。
そしてその問題は、永久に解決できない部分でもある。
その部分があるのに「耕作地の大規模化」って言っていることについては、全然理解できない。
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リリ怒る

2014年01月16日 21時59分47秒 | Weblog



パソコンの横から退かしたら、リリが怒った。
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夜のニャンコ

2014年01月16日 21時51分15秒 | Weblog


リリは、パソコンの横で寝ているのだが、寝返りする度に、蓋を閉めてしまうので困る。
フクは、箪笥の上で、ずっとチラ見している。
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夢が実現できるかも

2014年01月16日 18時19分43秒 | Weblog
午後から長い打ち合わせがあった。

今年から公開講座を大学ですることになっているが、1回限りではなく、普通講座として複数回行うことになりそうである。
それも、1か所の大学だけではなく、複数の大学でも講座を行うことができるかもしれないのだ。
さらに、大学生と産地をつなぎ、風土・文化・歴史を考慮した地域の活性化、ブランド作り、商品開発、6次産業などで協力し合える体制作りが出来るようになるかもしれない。

地域の活性化やブランド化といっても、若者の協力なくしては実行できないし、地域だけの考え方では、消費地のニーズに合わない。
それをつなぐ方法は、色々と動いてはいても、実は「これっ」とう物は無かったのだ。
無い理由は、実行したい地域に人がいないという、厳しい現実だ。

地域に関心を持っている学生は、実はかなり多い。
しかし、地域とつながる方法を持っていないし、地域とうまくやっていけるかという問題。
さらに、どういう提案をしたいいのか、何を取り組んでいけばいいのか等については、まったくイメージを持っていないので、つながりようがないのだ。

その部分を、自分の講座の中で説明して行く事で、今までとは違う動きをする事が可能となるし、産地とつながるきっかけの提案ができる。
そして今回、現実として、それを要求されたのである。

まだまだクリアしなければならない部分は多いのだが、やってみたい思いは強い。
なぜなら、これこそが自分が求めていたことだからである。
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