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現場の声踏まえる考え 代表質問で首相

2014年01月29日 16時08分35秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットの「農政 大改革進める」に「現場の声踏まえる考え 代表質問で首相 (2014/1/29)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
安倍晋三首相による施政方針演説に対する代表質問が28日、衆院本会議で始まった。
安倍首相は「農業を成長産業とするため、さらに必要となる改革に全力で取り組み、農政の大改革を進めていく」と述べ、農政改革に意欲を示した。
一方で改革に当たっては、現場の声を踏まえる考えも示した。
環太平洋連携協定(TPP)については、国会決議を受け止めて交渉に当たるとした。

安倍首相は「農林水産業の活性化は待ったなしの課題」と位置付け「あらゆる努力を傾け、強い農林水産業とともに美しく活力ある農山漁村を実現していく」と述べ、農政改革の実行に強い決意を示した。
水田のフル活用を進め、食料自給率と食料自給力の向上を併せて図ると明言した。

質問に立った自民党の石破茂幹事長は、TPPをめぐり農産物の重要5品目は必ず守るとの方針で具体的な着地点を見いだすべきだと指摘。
農政改革では、食料自給力の重要性を強調した。

民主党の海江田万里代表はTPP交渉における政府方針を追及。
安倍首相は「農産品の重要5品目は、衆参農林水産委員会の決議を受け止めて全力で交渉に当たる」と強調。
加えて「守るべきは守り、攻めるべきは攻め、国益にかなう最善の道を追求する方針に何ら変更はない」と従来の方針を強調した。

日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長は、水田フル活用などの農政改革について「主食用米の増産を制約して、米価の高値維持をもたらす政策」として批判。
加えて「農業を育成するには、農協の役割見直しを含む抜本的農政改革が必要」として首相の認識をただしたが、首相はこれに直接言及しなかった。
というもの。

現場の声を踏まえると言っているけど、今までの農業の歴史の中で、生産者の声が、中枢まで届いた試しがない。
TPP交渉のデモも、まったく蚊帳の外だったし。
だからどうしても、用意された綺麗ごとの回答としか聞こえない。
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