仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

固定観念という恵み

2020年12月29日 | いい話

「固定観念は良くないという固定観念」の続きです。固定観念というよりは、身体にすり込まれて固定された記憶と言った方が良いかも知れません。

 先の編集後記を書いた次の日の未明、鮮明な夢を見ました。その夢は、40年ぶりに野球の試合に望みました。わたしのところにボールが来たので三塁にボールを投げようとすると、身体がボールの投げ方を忘れているのです。一生懸命に投げると、子どもが初めてホールを投げるときのような手投げになってしまい、直球で相手に投げることが出来ないのです。それが三度あり、わたしはボールの投げ方を忘れてしまっている自分に驚きます。ふと目を覚ますと、その夢を鮮明に覚えていて、ボールを投げる動作をすると、夢であったことを知ります。そして身体の記憶が固定されていない状況を夢で体験して「固定観念」ってありがたいことなんだなーと思ったしだいです。そのときわたしは「固定観念はよくないという固定観念」を持っている事に気づきました。

 

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