仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

聞きなし

2020年12月25日 | 日記

『名前で読み解く 日本いきもの小百科』(平田剛死士著・平凡社新書)に次のような記述がありました。

 

鳥のさえずりを語呂合わせで覚える方法を「聞きなし」といいます。ウグイスの「法、法華経」、センダイムシクイの「焼酎一杯ぐいーっ」、ホオジロの「一筆啓上つかまつり俟」。ツバメの「土食って虫食って渋―い」と傑作ぞろい。野山で実際に耳にした時、まるで鳥が歌詞を唱えているように聞こえてしまうほどです。「てっぺん駆けたか」と聞きなされているのがホトしギスです。別バドジョンの「特許許可局」も有名で、確かに創作意欲をかき立てる複雑なフレーズで鳴き続けます。(以上)

 

この本で「聞きなし」という表現を初めて知りました。ネットで検索すると「聞きなし辞典」まであり、いろいろとあるものだと思いました。コジュケイー- 「ちょっと来い、ちょっと来い」、メジロー「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」などなど。検索してみてください。

 

 

ツバメの鳴き声を「ハーシーブイシーブイ(歯渋い)」と聞いて、巣作りのために藁と泥をくわえたのでそう鳴いているともありました。

コメント
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