読経を終えて、世間話となった。「住職さん、学校はどちら出身ですか」「はい、宗派の学校です」「すると龍谷大学ですか」
そんな話から、私と同じ時期に龍谷大学深草校舎の隣にある警察学校に就学していたという。それから警察の階級と階級試験の話となりました。
キャリアは別として、通常は巡査から始まり、警部までは階級ごとに学校へ行き昇進試験を受ける。大卒の場合、実務経験1年(高卒なら4年)で巡査部長への受験資格を得られる。合格すれば、さらに1年(高卒は3年)で警部補の受験資格。そしてそれに合格すればさらに4年(高卒も同じ)で警部の受験資格・・・と、順調に合格していけば30歳で警部になれる。しかし現実はそう甘くはないという。
以前から、僧侶の発達課題という考え方が頭にあったので、こうした昇進の前提として学校で就学して試験におよぶ制度には興味をもちました。
ご門主には、ご門主としての発達課題があり、総務は総務としての発達課題がある。得度受けたばかりの人は、それなりの発達課題があり、布教使は布教使としての発達課題がある。それぞれの発達課題を明確にすることこそ、人材育成の基本です。
どうも宗派で人材育成というと、若い者に限定した育成を考える傾向があります。理屈はそうしておいて、では今の私の発達課題は何か。…しっかりと考えて新しい年を迎えるべし。
そんな話から、私と同じ時期に龍谷大学深草校舎の隣にある警察学校に就学していたという。それから警察の階級と階級試験の話となりました。
キャリアは別として、通常は巡査から始まり、警部までは階級ごとに学校へ行き昇進試験を受ける。大卒の場合、実務経験1年(高卒なら4年)で巡査部長への受験資格を得られる。合格すれば、さらに1年(高卒は3年)で警部補の受験資格。そしてそれに合格すればさらに4年(高卒も同じ)で警部の受験資格・・・と、順調に合格していけば30歳で警部になれる。しかし現実はそう甘くはないという。
以前から、僧侶の発達課題という考え方が頭にあったので、こうした昇進の前提として学校で就学して試験におよぶ制度には興味をもちました。
ご門主には、ご門主としての発達課題があり、総務は総務としての発達課題がある。得度受けたばかりの人は、それなりの発達課題があり、布教使は布教使としての発達課題がある。それぞれの発達課題を明確にすることこそ、人材育成の基本です。
どうも宗派で人材育成というと、若い者に限定した育成を考える傾向があります。理屈はそうしておいて、では今の私の発達課題は何か。…しっかりと考えて新しい年を迎えるべし。