超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Live Alive Peak A Soul+ vol.1@横浜BLITZ 10.3.28

2010-03-29 01:13:30 | ライブレポ


今日はPeak a Soul+という事務所が開催したライブイベント「Live Alive Peak A Soul+ vol.1 」、
というのを観に横浜へ。
でも別に事務所云々は関係なくて
完全にCooRie目当て、そしてそのCooRieと馴染み深いyozuca*も出るって事で、これは行こうかなと。
みかん祭りとどっちにしようか散々悩んだんですが、
今年の1月の代官山UNITでのワンマンが素晴らしくて、そこである程度満足した感があったので
苦渋の選択でしたがこっちの方へ。
みかん祭りは後で他の人のレポートを読んで補完しようと思う。

ちなみにゲストとしてeufoniusのriyaも登場!って事で色々オイシいイベントになったと思います。
生で観ると思ったより普通の女性だったなあ。riyaさん。



横浜BLITZは初めてでしたが
結構作りが赤坂と似てますね。キャパもそんなに変わらないくらい。
赤坂には負けると言え、駅の直ぐ近くにあるのも高ポイント。
6月はNICOをここで観るんだなあ・・・と思いつつ、その時を待つ。ちなみに椅子ありでした。
時々オールシッティングになってたりも。

まずは今回の主要メンバーであるyozuca*、CooRie、そして私は知らなかったんですがmaoさんという方が揃い、
まずはyozuca*の「サクラサクミライコイユメ」をみんなで歌ってからライブは開始。
まずは場の温めから。

そしてトップバッターはyozuca*。結構長い事聴いてるのに生で観るのは初めてだ・・・
私は「GIRLSブラボー」の主題歌で知りました。
そんな彼女の生歌は、なんというか、CDのまんまです(笑)。
あの通りの、いかにも姉さん!って感じの力強い歌声がそのままに響いてたんで
逆になんか感動、「サクラキミニエム」「祝福の歌」「S.S.D」とあともう一曲歌ってたんですが
たった4曲とはいえしっかり場を盛り上げてくれた印象、
正にトップバッターとしてはふさわしい感じですね。
最後に歌った曲を忘れてしまったのがアレですが、その曲と「S.S.D」が特に良かった。
 5月にアルバム出してその後ツアーだとか。
「WHITE HEAT」が一番好きなのだが、ワンマンでやってくれるだろうか?
後は「キラメク」とか「Ever After」とかも。
それはともかく何気に2年半ぶりくらいだから本当久々ですね。作詞作曲のナンバーが増えるそうで楽しみです。

この後に、確か安瀬聖さんというクリエイターの方が作った曲を披露するコーナーが。
まず橋本みゆきさんが一曲歌った後に
riyaさんが出てきて「CRESCENT MOON」って曲を一曲披露。
こちらはCDよりも人間らしさが出てる感じの歌声、
ゲストなので一曲なのが惜しい!
と思いつつじっくり堪能させて頂きました。ユニットでワンマンとかやらないかな・・・。

そのコーナーの一環としてmaoさんが一曲披露した後、続けて彼女のコーナーに突入、
彼女の歌は一曲も知らないんですが
中々に力の籠もった歌を歌いますねー。
とか思ってたらこの人、今のドラえもんの主題歌を歌っている人らしい。一瞬えっ?と思いつつ
その曲も披露、一気に会場の雰囲気がそっち系のムードに(笑)。
これは正直驚いた。
シークレットゲストよりもサプライズでした。私的に。



ここから中盤、えーと、確か次は黒須克彦って人のコーナーに入ったんだっけか。
色々あったんで既にうろ覚え(汗)。
その前にyozurinoで物販の宣伝をしてたような気がする。
これ何気に面白かったんだけど、内容覚えてないや。
長年コンビ組んでるだけあって会話が友達感覚でいいやね。

栗林みな実とか美郷あきがしっとりと彼の作ったバラードを歌い上げた後に
yozuca*が司会でやってきて色々と場を盛り立てて
その流れのままシークレットゲストの登場。
鈴村健一と鈴木達広だったんですが、この4人の曲って実はあんまりよく知らなかったんですけど
実際生で聴いてみるとみんな普通に歌上手くて(当然だが)、
へえー・・って気持ちでずっと観てました。
TVで何となく聴いてるのとでは感じ方も違うんだな。



そしてここから後半戦、お待ちかねのCooRie登場!
今夜は青いドレスに髪飾りを付けてのステージ、まずは「星屑のサラウンド」から。
証明の雰囲気とかとも相俟って、本当に星空の下にいるかのような雰囲気に。
相変わらず生歌気持ちいい・・・!
こうやって直に聞くと本当に表現力豊かなシンガーだってことが分かる。
で、それは次の「存在」でも往々にして、いや、いつも以上に伝わってきました。
何かを手繰り寄せるようにして歌うrinoさんの姿は見ていて胸が打たれます。
 この2曲だけでも既に絶品でしたが、ここからが凄くて
アップテンポな曲も2曲披露、「流れ星☆」は個人的に凄く懐かしさを感じていて
「IF:この世界で」は去年めちゃくちゃヘビロテしてた曲なんですっごく嬉しかったり。
というか「IF:この世界で」は本当に良かった・・・!
個人的にこのイベントの最高沸点は間違いなくここにあったと思います。
歌うの難しそうな曲だけど、しっかり言葉の一つ一つが伝わるように歌い上げてる姿は素晴らしかったと思う。

んで、ここからラストスパート、冒頭の3人(yozuca*、CooRie、mao)が集まってコラボコーナー。
ってか実質これも黒須コーナーといえばそうだったのかな(笑)。
多分全部彼の作った楽曲だったと思います。
中川翔子の「we can do it」「Snow Tears」の2曲
平野綾の「MonStAR」を歌ったんですが、何ていうんですかね・・・ある意味別曲でした。
というのもyozuca*とかCooRieって既に自分たちの色があるのもそうだけど
何でも自分色に染めちゃう力みたいなもんがあるんですよね。
rinoさんが歌ったSnow TearsとかMonStARのフレーズがまんまCooRieの曲みたいになってて、
これセルフカバーで出せばいいのに・・・とか思ってしまった(笑)。
原曲とはまた違ったタイプの良さ。が、十分に出てた。
 最後はまにまにのOPだった「Super Noisy Nova」。まさかこれが最後に来るとは・・・
というか、このバージョンめっちゃいい!
なんかrinoさんが歌ってるの聴くと、やっぱ全然印象が違うなあ。純ポップスっぽくなるというか。
原曲がアイドルポップスなだけに。
これも是非セルフカバーで・・・(笑)。
ついでに、ここら辺は振り付けもあって、それもすっごくキュートだったと思います。


アンコールではCooRieの「センチメンタル」をみんなで熱唱!
大好きな曲なのでイントロの時点でちょっと興奮(笑)。
未だにこの曲のメロディは色褪せないですね。
最後の最後はバンドメンバー紹介とゲスト全員再登場してmaoさんのドラえもんの歌で締め。
なんかこれだと別のイベントに来たみたいですが(笑)。
終始まったり、ほっこりしていたイベントの締めと考えれば、まあ妥当なのかなと。
バンドメンバーとゲストが全員退場してから3人だけで最後の感謝の挨拶、
vol.2でまた逢いましょう!とのことで、今イベントはこれからも継続していくのかな?と思いつつ
満足げにライブハウスを後にしました。



さて、総評ですけど
最近は非常に激しくてドラマチックなライブが多かっただけに
久々にゆったりとまったりと観れるイベントを観た、って感じで
これはこれで良かったですね。
というか、観てる側としてもリラックスして観れたんで
ライブというよりは本当、イベントとかコンサートって雰囲気に近いタイプの公演だったと思います。
と、言いつつCooRie登場以降は中々のライブ感を受けてしまっていたのですが。
ラストへ向けては中々に盛り上がりが強かったと思います。

それで、やっぱりCooRieが素晴らしかったですね(笑)。
いやー本当セットリスト的にも中々良かったと思うし
声の方も調子がよく、伸びやかで張りが出ていてなんかいちいちグッと来てました。個人的に。
彼女のコーナーで披露された4曲、セットリストは
1.星屑のサラウンド
2.存在
3.流れ星☆
4.IF:この世界で
以上の4曲、これらはどれも磐石の出来だったと思います。
それ以外のカバーも本当に聴き心地が良くて
なんだかある意味CooRieの良さを再確認しに行ったような一夜でした。
 同時にyozuca*も元気一杯で楽しかったですね。頼れるお姉さんって感じ。


そんなCooRieは7月にシングルを出すみたいで、こちらもまた楽しみです。って事で〆。




中年「8月15日」(ポプリクラブ4月号感想)

2010-03-28 14:54:13 | 漫画(成年雑誌)


私の大好きな漫画家、中年がこの度奇跡の復活を遂げた。
って書くと非常に大げさだが、
実際巻末コメントを読むと病気治してたしてたそうな。冗談かもしれんけど、一応。
「年刊中年チャンプ」が出た直後に休載状態に入っていたので、1年半振りくらいの復帰なのか。
これは個人的に嬉しすぎる。
期待している才能なので。


が、中年の復帰号が出たのって今月の始めな訳で、このタイミングで書くには今更といえば今更なのだが
じゃあどうしてここまで書かなかったかというと
あまりに久々の執筆、病み上がり、そしてデジタル化の影響でもしかして以前とは変わってしまっているのでは、
とか、全くピンと来ないものになってしまっているのでは・・・等の不安のが実は喜びよりも大きくて
正直読むのが怖くもあったというか。で、ずっと放置。
してたのを昨日読んだのである。
だからこそ、こうして記述しようと思って。
その感想は、というと。


えーと、ある意味そのまんまですね(笑)。
まだデジタル化に慣れてないのか、処理、というか作画は全体的に更に雑になってるし
そもそもデジタル化の影響の所為で以前のようなぬくもりが直に伝わってくるような臨場感はあまりない。
個人的に別に原稿に関してはデジタル化にする必要なかったのでは・・・とかちょっと思ったり。
ま、でもこの辺は慣れ次第でどうとにでもなるかな。

でも、一番変わって欲しくない、所謂「中年らしさ」という部分に関しては、驚くほどそのまんまでした。
というか、更に強まってるくらい。中年臭が。
復帰作ということでオタクものという割と受け易いテーマで描いて来たな、って感じですけど
中年ならではの着眼点やシチュエーションの描き方、そして感情表現の妙は健在も健在。
モノローグの使い方に関しては、進化しているようにも思えます。
小ネタやギャグも相変わらず面白い。
って事で長らく待たされた後の復活の一作としては、割と水準以上なものに仕上がっていると、
そう言っても大丈夫なものになっていると個人的には感じました。
読み終えた後、なんだかんだいって嬉しさも往々にしてあったんだなあと。
やや中年補正は入ってるかもしれませんが(笑)。
 それを抜きにしても、どう考えたってこの作品は中年にしか描けません。
そういうもんを再び読めただけでも嬉しかったし、ここからの復調も期待したいところ。
もっともっと愛情に溢れた、そういう作品を描ける人のはずだから。
この作品も十分面白かったけどね!



んで、「年刊中年チャンプ」の続編にも大いに期待したところ。
「覚悟のスズメ」とか保存してあるけど単行本でも読みたい。加筆するだろうし。
何気にコアファンが多い作家だと思うので、待ってる人は結構いるはず。
今年中には是非!
といいつつ無理はしない程度の方向で、とも。


ついでに武梨えりとか木村太彦も復活すればいい。何が「ついで」かは分からないけど。




P.S. I miss you/lostage

2010-03-27 19:52:00 | 音楽(旧譜レビュー)


ずっと前からやろうやろうと思っていたんですが、
旧譜レビュー始めようと思います。
単純に、タイミングや活動時期等によって取り上げる事が出来てない作品のレビューということですね。
基本的にいつも取り上げてるアーティストの隙間を埋めるような形でやっていきたいと思います。
当分は。


まずは、お馴染みLOSTAGEのデビュー盤「P.S. I miss you」から。
彼らの作品の中で唯一レビューしてない作品です。
 このミニアルバムはリリースが2004年の夏、もちろん当時は無活動で確かまだ学生の頃だったと思います。
初めはNHK-FMから流れてきた「DAILY NEWS」がきっかけで
それを聴いた直後にネットで発売日を調べて、千葉のタワレコまで買いに行ったのを覚えています。
ラジオでバンド名聴いたはずなのに読み方忘れてて、ずっと「ロステージ」で探してたのは今思えば可笑しい。
当然「ロストエイジ」と読みます。
記事タイトルにもあるように当時は小文字表記、ここから私とLOSTAGEの付き合いは始まりました。



まずこのミニアルバムですが、非常に鋭く、音がゴツゴツしていて、今よりも危ない香りがムンムンしてます。
音から狂気とか殺気とかが漂ってくる感じというか。
もしくは非常にイライラしている、現状に納得していない感じとか。
そういう何かをブチ破るような感覚、良い意味でショッキングな音楽が好きな人にはうってつけの作品かと。
全5曲と曲数は少ないですが、
中身は相当に濃い。
はらわたを煮え繰り返したような勢いと衝動、そして色気のあるロック・ミュージックがガッツリと聴けます。

んで、ボーカルの方も非常におどろおどろしてます。
当時はあまりにそのボーカルの声が不安定で危なっかしいというか
幽霊みたいな声だな・・・とか思ってしまった時があって
まあそれは今でも変わってないんですが、そのエッセンスが今よりも強くて。
なので本格的にハマりきれない部分もややあったんですが
回数をこなしていくと不思議と段々ハマってきて。
慣れてくると、更に面白くなってきちゃって。ここまでエッジの効いた音楽もそうそうないよなあ、って。
元々自分のルーツにはNUMBER GIRLやeastern youthの影響が強かった事もあって
ハマったらハマったでしょっちゅうヘビロテするようになってしまいました。
そういう意味じゃ前述のバンド以来の衝撃でした。
自分にとっちゃ。
で、それらと比べても劣ってるとは全然思わない、そう感じられたのも凄く良かった。
切れ味のあるロックンロール・バンドという点では過去と比べてみてもかなりの位置に属するバンド、
っていう捉え方を自分はしているのですが
その切れ味の鋭さ、音のオルタナティブさっていうのはこの盤から既に確立されてたように思います。
どの曲も、lostageにしか出せないような音でした。


中でも、個人的に好きなのはやはり今でもライブの定番曲である「MIND JIVE」「手紙」の2曲。
大舞台とかで聴くと相当にタフなナンバーである事が分かります。
前者では冒頭から「千体の死体になりたい~」って歌い出しですからね。
不穏すぎると同時に、若干意味不明なところがツボ。
このように彼らの歌詞は語感とイメージを重視した前後のつながりがあまりないものになっているのですが
時々現実を風刺するような言葉も混ざってたりして、例えば


「ただ生産するなら何もしたくない」

「正常な今のお前には もう興味なんてない」

「使えねえ偽善者」


この辺りの歌詞なんかは、本来ロックバンドが歌うべきフレーズという印象で
異端、オルタナであるlostageですがそういった意味では王道的な良さも兼ね備えているバンド、
とも形容出来るかもしれません。
「手紙」では「母さん」というフレーズが絶妙なもの悲しさを煽っていて
ただ攻撃的な訳じゃない、ってのも中々に秀逸。
ここから更に発展して行くLOSTAGEですが、そのオリジナリティや武器となる部分は既にこの時点で
ある程度完成されていたことが容易に分かります。
全く加工されてないサウンドなので少々の聴きづらさはあるかもしれませんが
そこが気にならないくらいガツンと来る初期衝動が詰まった一枚だと感じます。
 ライブでは滅多に演らないけど、「FX 100」って曲も彼らの曲の中では珍しくメロディ重視で良い感じ。
サビの部分が伸びやかで好き。さわやかさはゼロだけど(笑)。
「DAILY NEWS」「少年」は今でもたまに演るみたい。実際去年どっちも生で聴いたし。
「DAILY NEWS」を聴いてるとRPGのダンジョンを思い描いてしまうのは自分だけだろうか。何となく。



それとこの時期から既に演奏力の高さ、グルーヴ感の強さも伺えますね。
「DAILY NEWS」のベースとかめちゃめちゃ格好良い。
ドクドクと脈打つ感じの格好良さ。
当時は荒削りだった部分も、これはこれで魅力の内。
 ただ、入り口としては不相応かも(笑)?
自分はここから知ったので必然的に入り口になりましたが、
既存の作品を聴いてからの方がいいかもしれません。 兎に角、名ミニアルバムである事は間違いなし!
今でもよく聴く作品です。




ぶらりmarbleと行こう♪~迷宮の旅路 第2回

2010-03-27 12:54:08 | 音楽


昨日、インターネットで配信されたmarbleの番組「ぶらりmarbleと行こう♪~迷宮の旅路」を観た。
ちなみに一回目は都合上観れませんでした。
というか最近のmarbleは働きすぎですな(笑)。スケジュール大変な事になってそう。
この流れのままもう少し人気が上がればいいんだけど。
曲の発表スペースが一時期のSyrup16gみたいになってる!


さて、この番組初めて観たんですけど
まあいつも通りのゆるゆるグダグダなmarbleって感じですね(笑)。
一番の収穫は菊池さんの歌が聴けた事かな。
チラッとだけだったんですけど、結構・・・上手い?
これは5月のひだま~ぶる2弾が更に楽しみになってくるような。詞も本人が書くらしいですから。
色々な意味でエポック・メイキングな作品になりそうです。
菊池達也曰く「一枚のアルバム、オリジナルアルバムっぽい」とのこと。
実質5thだよね。多分。


以下覚えてる事箇条書き(正確ではない)
・micco「子供の頃から歌手になりたかった」
・菊池「自分があんまり映ってもね(笑)。よろしくないでしょ」
・菊池「俺がギターを弾く理由は無い 本能で弾いてる」
・micco「詞を書くときは意味よりも音の響きで書いてる」
・micco「影響を受けたのは銀色夏生さん」
・菊池「昔作詞を3つくらいやったことあるけど全部酷い出来だった」
・菊池「次のひだま~ぶるには自分が作詞作曲歌の曲が入るけど、決して自分から望んだものではない」
・micco「好きな同業者は蔦谷好位置」
・marbleは曲に注文をつけてもあんまり聞かないらしい 最初は要望に応えようとするけれど
結局自分たちの好きなようになっちゃうとか かんとか
・提供曲をお願いする時もそれと言わずにお願いするらしい
・自分たちの曲で特に好きなのは両方とも「芽生えドライブ」
初めてTVから流れてきた時の思い入れが強いとか 
・詞はほとんど後に付ける
・詞は自由にやってる



兼ねてからタイアップと本人らしさのバランスが良いなあ、とは思っていたけど
あんまりガチガチに意識せずに
基本やりたいようにやる、ってのを大事にしてる部分が強いとのことで
そうなってる理由の一つに、あまり固定観念に捉われずにやってる、ってのが大きいのかもしれませんね。

それと響き重視~ってのは常々から思ってたり記述してたことなんで当たっていて何気に嬉しい(笑)。
意外とヒップホップっぽい歌詞もあったりしますからね。
個人的にパッと浮かぶのは

「ばかでかい映画館
TVビデオでも洗脳されてるこの瞬間」 (love there are no rules)

とかですかね。
このフレーズに限らず、この曲の歌詞ってピンポイントに気持ちいいというか
リズム感たっぷりで面白いんですよね。
新譜に入ってる「CLAP」って曲が個人的に大好きなんですけど、
あの曲も意味云々ってよりは単純に言葉の響きを際立たせるための歌詞になっていますよね。
歌詞の面でも意味と響きを中立させてるのか、って考えるとますます職人的ですね。
ま、これは全部自分の勝手な解釈なんですけど。

しかし今年のmarbleはいつになく本気ですね、姿勢的に。
勝負の年に据えてるのだろうか。
いつもそうだと思うけど、今年は特に。「さくらさくら咲く~」で良いスタート切れたしね。



さて、最後に新情報でも。
まずライブが2本決定しましたね。
4月18日に新宿タワレコで2度目のインストアライブ、
そしてツアーの追加公演として5月15日に下北沢GARDEN!
これは両方行きますよ。

更に3月31日に発売される新宿タワレコ限定ミニアルバムからくるりのカバー曲、
「ワールズエンド・スーパーノヴァ」のPVを動画サイトで先行公開してるとか。
 自分は直接聴いて驚きたいので我慢してますが
そうじゃない人は一度聴いてみては。
合う/合わないでは微妙に合わなそうなんだけど、仕上がりにはやはり期待してしまいます。


今回、初めてのツアーってことで、いよいよそこまで出来るレベルに到達して、
野音でmarbleを観れる夢も幻ではなくなってきたかもしれません。
或いは日本武道館とか?
ま、それは全然イメージが沸かないんですが(笑)、
何にせよちょっとずつ注目度が上がってきているのは良い事ですね。
4月~5月はmarbleの記事多くなりそうだ。
久々のワンマン超楽しみ。




おおかみかくし 第12話「嫦娥町奇譚」 感想

2010-03-26 03:02:39 | アニメ


毎週非常に楽しみに視聴してきた「おおかみかくし」も今夜で最終回。
すっげえ雰囲気崩したはちゃめちゃな回だったのに、何故かすごい寂しさが。
それだけ熱中して観てたってことなんだろうな。
面白い作品を、どうもありがとう。
この先の展開とかも色々と想像とかしてみたり。・・・三角関係とか、そういう的な?
まあなさそうだけど(笑)。


今までがずっと殺伐と、重い雰囲気だっただけに今週の浮きっぷりは半端じゃない(笑)。
なんとなく「けんぷファー」の最終回思い出したけど。
こっちはこっちでキレイにオチをつけた後に一気に仕掛けてきたって感じですか。
もう少し日常っぽくしてもいいんじゃないか、とは思いつつ
何故か五十鈴ちゃんと博士が良い感じの雰囲気になるシーンがちょっとあったので満足は満足してたり。
何気に博士はムッツリなのか?(笑)。
 眠も結構フィーチャーされてましたが、正直ギャップありすぎよ。
ま、今までが肩に力入れすぎてて、本来は年相応の子、って感じなのかな。
多少オーバーに表現してる部分もあるだろうけど。ギャグ回だしね。
ジョジョとかガラスの仮面等のセリフパロもちょこちょこ出てきてたのが意表突かれた。
この作品でパロ見れるとは。
てか、眠の思考ってやっぱり怖いな(笑)。経験の差だろうか。今までの人生の。
喫茶店一度も入った事無いってある意味凄い。


最後の方には振り返るシーンもあったり、冒頭では博士の父が熱心に研究してたりと
事態はそこまで悪いままではないようで
お互いがお互いを少しづつ認め合ってるような、そういう雰囲気もありましたね。
神人的には夏が一番危ない季節だったのか。
 今回、安心させるかのようにかなり茶化して生活のシーンを描いていたけれど
実際は細かい問題とか色々ありそうで
でも、なんか普通に笑ってるみんなを観てたら何だかんだいって大丈夫そうだな、っていう
完全なハッピーエンドではないけれど、
ひとまずはハッピーエンドのようなものを迎えたんだよっていうのを提示するための回だったのかと。
ここから先も覗いてみたいけど、それは野暮ですね。
こんな調子・・・じゃダメだろうけど(笑)、いつかは本当に分かり合える日が来るといいなと思いつつ、〆。



えーさて、これで「おおかみかくし」の感想は終わりです。
何気に初回から最終回までフルに感想を書いた初めての作品でした。
ここまで、一度でも読んで下さった方、どうもありがとうございます。
 この作品は今期でも随一に無難から反れていた作品だったと思ってます。
個人的には最も続きが気になる作品で、謎が明かされていくタイミングも絶妙だったと思います。
結構当たった部分もあってうれしかったり。
ちなみに最初は五十鈴ちゃん派だったけれど、途中からかなめ派になったのは内緒です。
・・・肩出しルックいいなあ(笑)。
なんかもっとグダグダでもいいからこの人らの日常を更に垣間見たいとこですが(デートとか)、
気になっている内が華ということで。
お疲れ様でした!



ちなみに次のこの枠は「会長はメイド様!」らしい。また濃ゆいなあ・・・(笑)。