超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

友だちを殺してまで。/神聖かまってちゃん

2010-03-10 22:16:27 | 音楽


神聖かまってちゃんのデビューミニアルバム、「友だちを殺してまで。」が発売された。
昨日の内に手に入れて、ずっと聴いていた。
で、微妙にやるせない気分になりました。
そう、そういった空しさややるせなさ、憂鬱な感情を掻き立てる、それを助長するのが彼らの音楽だと思うのです。


ちなみに、この日の記述で書かれていたのはこのバンドのことだったのです。ようやく書けます。
http://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/f43e41dba01045f847d7d7ec9d941508


凄い大雑把な括り方をすると、Syrup16gと銀杏BOYZを合わせた感じ、ってのが第一印象だったんだけど
それに加えてThe ピーズ、サンボマスター、ランクヘッドあたりの要素もあるのかな、って今は思います。
ただ、じゃあそれらのバンドのフォロワーか、って言ったら絶対に違う。
かまってちゃんの表現は、あくまでかまってちゃん独自の表現だと、そう感じられるんですよね。
個人的にそういう部分が凄いな、と。錬金術的というか。
なんとなくフラカンあたりも通ってきたのかな~って思うんだけど、どうだろう。


結構、ボーカルの態度や立ち振る舞いから、割とキワモノ的な扱いをされることが多いと思うんですけど
自分が聴いてる限りでは、これ本当に自分の思ってることをただ単に歌っている、それだけのような気がするんですよね。
だからこそ、ある種の純粋さのようなものが垣間見れるというか。
ただ自分が勝手に思ってることだし、勝手に受け取ってるだけですけどね。
 しかし、自分にとってはどうしても単なる愉快犯には全然思えないというか、
抱え込んでるものの大きさや怖さを感じたりする方が多いんですよね。

で、重要なのは最近そういうバンドいないじゃないですか。
何をしでかすか分からない、危険な匂いのするバンドが。
80年代のパンクシーンの伝説を思わせるバンドが。
そういう系統のバンドで久々に台頭してきたのがこのかまってちゃんだと思うんですよね。
正に最凶の飛び道具。
でも、案外曲はポップで聴きやすいのもある意味矛盾していて面白いなあ。

ただ自分的には危険な匂いのするバンドを求めているかっていったら、別にそんなこともなくて
そんな自分でも何故かかまってちゃんは非常に気になる存在なんですよね。
一度ライブが観てみたい。
って思っちゃったから、思わずHPの先行でワンマンのチケット取っちゃった。
初のワンマンということで、どうなってしまうのでしょうか。
この不安とドキドキが入り混じる感覚。
今から楽しみですね。


ちなみにボーカルが千葉ニュータウンに住んでる、ってのもいいね(笑)。いつかLOOKでライブしないかな。



口ずさめる様に   神聖かまってちゃん



この曲、何気にめっちゃいい曲だなあ。音源化しないかな。




ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第8話「二ア ダーク」感想

2010-03-10 02:06:05 | アニメ

2週間ぶりの感想。

なぜ2週間ぶりかというと、先週は総集編だったからですね。
7話できっちりと一つの軸が終わった感じがするので
今週からラストへ向けて再スタート、というところでしょうか。


で、やっぱり面白い。
7話の最後見たらこれ以上あんのかな?って思ってしまった部分も実はあって
それが若干心配の一つとしてあったんですけど
その7話で色々と今までのしこりを一気に片付けたからこそ、
この8話はシンプルに面白く見れる楽しさがありました。きちんと整理されているというか。状況が。

あの2つの事件から日にちが経ちまして、
ミナの性格上の疑問点は一応取り除かれた感じはあります。
アキラも一度は仲違いしたものの、今ではすっかり元通りに。や、むしろ以前よりも高い忠誠心のような。
そして人間社会にバンパイアを浸透させる、という目的も徐々に徐々に進んでいるみたいですね。
1話で出てきた漫画家とギャル、いちいち言う事や態度が安すぎる(笑)。物凄い手のひらの返しよう。
 そして学園に至っても、以前と全く同じとは思えませんが少しずつ復旧してる模様。
結局ミナが仕向けた訳ではなかったという事実がありますからね。
クラス中半分くらいは来てるのかな?
これからどんどんと信頼を取り戻していく時でしょうね、今は。
心なしかミナの態度もちょっと丸くなったような気が。

さて、個人的に気に入ってる三枝さんですが、案外元気でしたね。
てっきりあのまま距離感受けて疎遠になってるかと思いきや。
何気に一番好きなキャラなんで、これからも頑張って欲しい・・・と思いきや、東雲元会長の知り合い逃がしてる!
でも、そんなところも彼女らしいっすね。
書いてる小説もね!
ミナと話し合う一連のシーンは観心地良かったなあ。


で、今ちょっと記述しましたが、東雲元会長が見つかったんですよ。
それも、ミナと敵対する組織の一員の手下になって。
これは驚いたと同時に、やっぱりか、という思いも。
しかし真面目キャラだったのに今やすっかり変態癖を持った不気味な人に転落してしまいましたね。
ただ、そこが官能性をこのアニメに与えていて、ある意味プラスになってるけれど。
街角で男を誘うシーンとか、いいね!(←何がよ?)

今後はその一味、ヒステリカと名乗る女のグループとの対決が主な展開の一つになっていくっぽいですが
それと同時に大ボスとの対決も近づいてるんでしょうね。三枝さんのモノローグだと。
 そして相変わらず東雲元会長はどうなってしまうのか?ってのも気になります。
弟分の知り合いも登場して、この子も中々に足を引っ張ってくれそうですが。今後の展開に於いて。
東雲元会長の顛末、出来れば良い感じに終わってくれないかな、と思ってるんですけどね。
さて、どうなる。



余談ですが、やはりミナは格好の良いダークヒロインだな~って事を再確認しました。
後半の言動はどれもいちいち決まっていて格好良かった。
主人公として存在感あるなあ、と。
側近の女性も目立ってきたし(ヒステリカと因縁が?)、アキラは今週もきちんと役目果たしてるし。
三枝さんはボケボケだし(笑)、東雲元会長は官能だし。
2週間ぶりで新展開でしたが、変わらず面白かった。ここから4月のラストまでにも、もちろん期待ですね。