巻田佳春「れすきゅーME!」1巻読了。
いわゆる押し掛けヒロイン系のラブコメ・・・なんですけど
続けて読むと非常に、何というか、脳がとろけますね(笑)。
1巻丸々強引なアプローチと逆セクハラと妄想癖とか、そんなんばっかで終わってますからね。
ある意味潔いですけど。
ただ絵柄はほんわかしてて可愛い感じなんで、文字に表しているほどの過激さはありませんね。
そんなまったりした絵柄なのに、こんな過激な発言や行動を?
ってのも一種のギャップとして面白い部分だと思います。
てか本当にこの人の書く絵は可愛いですね。
メインヒロインの清水さんのポニーテールとリボンの組み合わせが個人的にはかなりツボです。
性格は非常にぶっ飛んでますが(笑)。
なんつーか、頭おかしいですよね。
手を取ってもらっただけで「愛撫された」とは、これいかに。
しかも清水さんだけじゃなくて他のヒロイン勢も妄想癖強くて勝手なキャラ多いんで
それを考えると一種の無法地帯というか、
羨ましいんだか羨ましくないんだかというよく分からない地点まで達していってしまってるような。
人前でも普通に変な妄想したり言葉を口走ってるのはどうかと思う(笑)。
主人公以外はフリーダムなキャラばかりですね。
一応本誌で読んでるのですが、絵柄の変わり具合が激しい!
作者本人も触れてますが清水さんの体型の変化は尋常じゃない。
だってまだ1年も経ってないでしょ?作中では。
それなのにこの変わり具合・・・もとい成長具合。
これは描いてる内に変わっていったのか、それとも誰かからの指示なのか、それは定かではないんですけれども
住み分けという点では断然今の清水さんのが良いですね。
比較ネタも出来るしね。
何気にいっつもボケに回ってる清水さんですが、
51ページの考え込むような表情はいつもとは違っていて、いいなと。
本誌で読んでるときはそう思わなかったんですけど、
単行本で読んでるとたまにはこういうシリアスっぽいのとか、
そうではなくても若干テンポを落としたのとか読みたくなりますね。
ま、これはこれで狂ってて悪くないんですが(笑)。
おまけページもあのテンションなのは笑った。つーか、それしか頭にないんかい!(笑)
この漫画は女子が全く恥じらいがなくて、逆に男子のが恥じらいがあるという変わった作品ですが
設定とかギャグの方向性が合えばとても楽しめる作品だと思う。
敷居は・・・微妙に高いかな(笑)。
でも個人的には清水さんの暴走を見てるだけで楽しい。これ以降どう転がるかも楽しみですね。
結構みんなでガヤガヤって話が続いてるので、ピンの話とかそろそろ見たいかな?