今週の「おおかみかくし」の感想。もう10話という事で物語りも大詰め。盛りあがって参りました。
ちゅーか、あれですね、個人的にはここまでドラマチックでズコーンと来るアニメはちょっと久々、
破格の面白さを感じてます。すっかりハマって観てる。これまで。
ついでに今週は五十鈴ちゃん完全復活!って事で更にテンション高まり、
独特の雰囲気の良さも手伝ってほど良い興奮状態の中で観る事が出来ました。
早く続き観たい・・・!
さて、今週は本格的な種明かし、今までのほぼ全てに近い謎が解けた回だったと思われます。
まず神人(人狼)と堕人(普通の人間=蜜)が一緒くたに暮らしている嫦娥町の謎ですが、
そもそも元々、神人だけで住んでいたのが、堕人を招きいれて一緒に住むようになったらしく
土地を安く売ったり好条件を提示してそういう展開に持っていったらしいですが
賢木によると神人だけでは限界になった、とのこと。 でも個人的にはもっと他の理由もあるんじゃないかな~。
そんな利用するような理由だけじゃなくて。
多分、旧市街の人達はみんな神人なんでしょうね。だから新市街の人間と仲悪いのかな。
そして眠のおじさんの側近だった男、葛西。彼の目的はどうやら堕人を全て追い払って
再び神人だけの土地にしよう、ということだったらしい。
その葛西を葬り去った賢木。彼の本当の目的は神人も堕人も全て含めて、この嫦娥ごと消し去る事らしい。
恋人の復讐かとずっと思っていましたが、
そもそもその元凶たるこの町ごと失くしてしまおう、根本から排除しよう、ということだったらしいですね。
そして彼の思惑通り、神人を挑発して堕人に不信感を与えさせ、町人全員を混沌の渦中に陥れる事に成功、
これだけでもそれぞれの潰し合いが期待できるんですが
彼はそれに加えて「ダムを決壊させる」と死ぬ間際の葛西に宣言、
念には念を入れて本格的に嫦娥潰しを実現させようとしてる模様。
で、それがいよいよ実現する!って時に来週に続く、というオチ。
ただ、最後の最後で葛西の部下であった男が町人にその趣旨を伝えたという出来事があって
それで賢木の思惑を知った眠や五十鈴、そして博士やかなめが全力で阻止しに行く描写込みでの締めだったので
このまま彼の思惑通りにはいかなそうな感じでもありますね。
そして次回予告観ると何気に葛西の部下であった男がキーパーソンっぽい?葛西の言う事聞かなかったし、
書類を見て何かに気づいたっぽいし、次回予告で戦ってたし。
バイオリンのお姉さんの事もあるし、まだまだ気になる部分は色々残ってますよね。
ここまで来たら、手放しで期待です。
さて、あらすじは自分なりにまとめてこんなことろですが、今週は八朔祭ということで
序盤に関しては基本的に賑やかで、音楽含めて叙情感がありましたね。
祭りにワクワクするかなめが可愛かったり、
八朔が投げ込まれる瞬間の人々の笑顔とか結構良かったんですが
一誠の後輩の女の子の乱入のせいでブチ壊しになってしまいましたね。
あれは賢木の公開演説の為に利用されてしまったわけで非常に可哀相だったなと思うんですが
次回予告を観ると何気に映ってたので、あそこからの回復も有り得るかな?とちょっと思いますが果たして。
それによって今回引き起こった神人と堕人の軋轢についてもこれから先、どう描かれるのか。
みんな知ってしまいましたからね。この町がどういう町なのかを。
ただ、そこを何とかするのが堕人の代表であると思われる博士、かなめ、そして博士の父と妹。
果たして神人と堕人の共存はありえるのかと。事実を知った上でね。
個人的には五十鈴ちゃんの活躍にも期待したいところ。
そして一番の当事者である眠についても、どういう結末になるのか。
なんか今から微妙に緊張してきたかも(笑)。
なんとなくですけど、今週の流れからすると完全なのは無理かもしれませんが、ハッピーエンドを望めそうな気もしてきました。
ここまで来たら後は結末を見届けるだけ。
ちょっと怖い気もしますが、めっちゃ楽しみにしてます。