超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

おおかみかくし 第12話「嫦娥町奇譚」 感想

2010-03-26 03:02:39 | アニメ


毎週非常に楽しみに視聴してきた「おおかみかくし」も今夜で最終回。
すっげえ雰囲気崩したはちゃめちゃな回だったのに、何故かすごい寂しさが。
それだけ熱中して観てたってことなんだろうな。
面白い作品を、どうもありがとう。
この先の展開とかも色々と想像とかしてみたり。・・・三角関係とか、そういう的な?
まあなさそうだけど(笑)。


今までがずっと殺伐と、重い雰囲気だっただけに今週の浮きっぷりは半端じゃない(笑)。
なんとなく「けんぷファー」の最終回思い出したけど。
こっちはこっちでキレイにオチをつけた後に一気に仕掛けてきたって感じですか。
もう少し日常っぽくしてもいいんじゃないか、とは思いつつ
何故か五十鈴ちゃんと博士が良い感じの雰囲気になるシーンがちょっとあったので満足は満足してたり。
何気に博士はムッツリなのか?(笑)。
 眠も結構フィーチャーされてましたが、正直ギャップありすぎよ。
ま、今までが肩に力入れすぎてて、本来は年相応の子、って感じなのかな。
多少オーバーに表現してる部分もあるだろうけど。ギャグ回だしね。
ジョジョとかガラスの仮面等のセリフパロもちょこちょこ出てきてたのが意表突かれた。
この作品でパロ見れるとは。
てか、眠の思考ってやっぱり怖いな(笑)。経験の差だろうか。今までの人生の。
喫茶店一度も入った事無いってある意味凄い。


最後の方には振り返るシーンもあったり、冒頭では博士の父が熱心に研究してたりと
事態はそこまで悪いままではないようで
お互いがお互いを少しづつ認め合ってるような、そういう雰囲気もありましたね。
神人的には夏が一番危ない季節だったのか。
 今回、安心させるかのようにかなり茶化して生活のシーンを描いていたけれど
実際は細かい問題とか色々ありそうで
でも、なんか普通に笑ってるみんなを観てたら何だかんだいって大丈夫そうだな、っていう
完全なハッピーエンドではないけれど、
ひとまずはハッピーエンドのようなものを迎えたんだよっていうのを提示するための回だったのかと。
ここから先も覗いてみたいけど、それは野暮ですね。
こんな調子・・・じゃダメだろうけど(笑)、いつかは本当に分かり合える日が来るといいなと思いつつ、〆。



えーさて、これで「おおかみかくし」の感想は終わりです。
何気に初回から最終回までフルに感想を書いた初めての作品でした。
ここまで、一度でも読んで下さった方、どうもありがとうございます。
 この作品は今期でも随一に無難から反れていた作品だったと思ってます。
個人的には最も続きが気になる作品で、謎が明かされていくタイミングも絶妙だったと思います。
結構当たった部分もあってうれしかったり。
ちなみに最初は五十鈴ちゃん派だったけれど、途中からかなめ派になったのは内緒です。
・・・肩出しルックいいなあ(笑)。
なんかもっとグダグダでもいいからこの人らの日常を更に垣間見たいとこですが(デートとか)、
気になっている内が華ということで。
お疲れ様でした!



ちなみに次のこの枠は「会長はメイド様!」らしい。また濃ゆいなあ・・・(笑)。