アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

大阪のオリーブオイル専門店・カーサ・オレアリア・パーチェ

2013-08-01 09:25:02 | たべもの
   チエ流マクロビオティック料理教室の講師、ちえさんの薦めで、大阪城の近くにある、イタリア産のオリーブオイル専門店・カーサ・オレアリア・パーチェを訪ねました。

   ビルの1階にあるこちらのお店は、細長い店内の両側にずらりとオリーブオイルの瓶が並んでいます。初めて見かける瓶ばかりです。
   
     さて、このお店の魅力は、オイルの味見ができること。イタリアが大好きな店主が選んだ逸品のテイスティングです。

   彼女が選んだ5種類のオイルがならびました。うまみ、苦み、辛味などをランク付けし、まんなかにほぼ適度の味わいのオイルをおき、右が一番刺激的。徐々にまろやかな味になるよう、並べて下さいました。

    小さく切ったパンにちょっとずつオイルをつけて試食。塩はつけません。

    一番右は苦みと辛味が強いようでしたが、旨味も十分あります。真ん中の瓶のオイルは、リンゴの味が。別の一瓶は青草の味がしました。クルミ味のオイルもはじめて遭遇。どれもそれぞれ違う味わいがあり、おいしい。オリーブオイルだけをなめて心からおいしい!と思ったのはたぶんはじめての経験です。

    野菜に合うオイル、パンに合うオイル、和食に合いそうなオイルなど、素材によってさまざまな使い方があるそう。さまざまな味が口の中に広がります。

    オリーブの実というのは500種類以上あるのだそうで、その実によって、完熟してから採取するといいもの、青いうちからのほうがいいオイルが取れるものなど、それぞれ。地域によって採れる実が違うし、気候も違うので、別のオイルになるのは当然なんだとか。

    確かに、言われてみれば、リンゴやカキの味は種類や産地や育てられ方によっていろいろ違うのだから、同様に自然環境の下で育てられるオリーブの実も、いろんな味になるはず。

    長い時間をかけてあれこれなめさせて頂いて、私が選んだのは、この2本です。

 「基本となる味のオイル」として店主が選んだものと、クルミの味のするオイルです。

     まだあけていませんが、できればなにかの折に、2本同時にあけて、味を比べながら使いたい、と思っています。

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