アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

越後のお酒・越乃景虎

2011-01-30 16:46:55 | のみもの
  新潟県長岡市の旧栃尾という地域は、上杉謙信が若い時代に過ごした場所だそうです。その謙信の青年時代の名前を取った日本酒がこれ。創業150年の諸橋酒造株式会社が醸造元です。

  私が買ったのは、「名水仕込 特別純米酒 越乃景虎 洞窟貯蔵酒」というもので、限定販売なのか、ネットには載っていません。

  「全国名水百選指定の栃尾「杜々の森湧清水」を仕込み水に求め、良質な新潟県産米を磨き、低温でじっくりと時間をかけて端麗タイプの純米酒を醸しました。その酒を母なる自然の大地のふところ深く、地表下10m地中約30mの昔ながらの横穴洞窟に永い時間静かに眠らせ、そして今、目ざめました」
  
   瓶の裏のラベルにこう書いてあり、「洞窟貯蔵は初めての試み」と、書き添えてあります。以前、鳳来泉吟醸工房でも、「トンネル貯蔵酒」というのを売っていた事があります。寒いところの、しかも石や土で囲まれた場所においておくと、よりおいしいお酒ができるのでしょうか?

  数年前大河ドラマで見た謙信は、たびたび洞窟にこもって考えにふけっていました。精米歩合は55%。それにしてはとてもすっきりしているのは、洞窟貯蔵のせいかもしれません。あまくはなく、厳しい感じがあります。若き日の謙信のイメージをお酒に託したのかな、と思われるような味。値段はさほど高くなかった気がします。鳳来泉のいいお酒とはまた違ったあじわいのある、おいしいお酒でした。
  
  

  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつまでも氷 | トップ | この場所にニホンカモシカが! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

のみもの」カテゴリの最新記事