アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

がんばるサッポロ・その2

2013-02-23 14:27:04 | のみもの
    漫画「おせん」では、ビールと言えばエビス。料理の薀蓄はすごいのに、ビール選びに関しては手抜きだよな、と、ドイツや東欧のビールが好きな私は、不満におもっています。でも、作者はもしかして日本製品への応援の気持ちがあって、エビスを選び続けているのではなかろうか、と最近思い始めました。

    そのサッポロ、ちかごろ普通エビス以外にも緑エビスや赤エビスなどいろいろ販売していて、そちらは普通エビスよりおいしいのですが、なかなかその辺で売っていないのが玉に瑕。ところが、先日国道沿いのコンビニで、こんなエビスビールを家人が見つけてきました。

    どちらも限定醸造の500ml缶。赤い方は「薫り華やぐヱビス」とあり、「フランス・シャンパーニュ地方の上質麦芽と薫り高いネルソンソーヴィン種のホップを使用。世界中で多くの星を獲得しているフレンチの巨匠ジョエル・ロプションも認めた、華やかな薫りの余韻が清清しいヱビスです」と、「薫り」を強調しています。こちらが340円くらいで、右は280円くらい。

    飲んでみました。赤いほう、おいしい。「薫り」高い! 同じ程度のアルコール度数の、ドイツや東欧のビールにひけをとらないとおもいます。右は、少し薄めですが、わるくない。

    第三のビールに対抗するには、本格派路線をどんどん推し進めるしかない、とサッポロの人たちは覚悟を決めたのではないかな、と思わせるおいしいビールでした。問題は、今度同じコンビニに買いに行ったときに、はたしてちゃんとまたおいてあるかどうか、です。限定醸造品ということもあるけれど、そうでなくても、コンビニは売れないとなるとすぐ商品が変わるから。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岐阜の4つの道の駅 | トップ | 刈谷市の「よさみガーデンマ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

のみもの」カテゴリの最新記事