アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

アンティマキの場所の秋

2017-10-08 17:21:28 | アンティマキの場所に生きる動植物
雪割草ガーデンと名付けた私宅の野原。先月末に草刈りしたところが枯れて、そのまま茶色になっています。もう、夏のように、新たな草の芽は出てこないようです。楽ですが、なにかさびしい。昨日今日と日中は結構暑いのですが、夜は室内の温度はほぼ15度くらい。常温のままではパンが発酵しない季節になりました。

   遠景の山は、人工林と竹林なので、色は変わっていません。

   さて、ガーデンとはいいながら、この場所には栽培した花はほとんどありません。このサクラタデだけは、よそでもらって植えたもの。うちのあちこちにかってに増えました。だから半自生のような花です。

    ミゾソバ。花の形も葉の形もかわいい。色は白っぽいのと赤っぽいのとがありますが、雑草研究家の前田純さんによると、場所によるのだそう。

    イヌタデ。先日の雑草の会で食べました。癖のない味。ご飯に入れたものは、プチプチしていい食感でした。

    ノギクかヨメナ。とても似ているのだそう。この花も好きで、できたら刈り残したい。

    今年はアケビの成り年なのか、ずいぶんたくさんできました。でも、遠すぎて、とりづらいなとおもっているうちに、なにものかに中身をほとんど食べられてしまいました。たぶん、鳥。

     こちらはソバの花。十数年前、一回だけこのあたりに蒔いたソバが、毎年こぼれ種で育ち、いまでは結構広い群落を作っています。一年草のはずなのに、なぜか年々強く太くなっている気がします。そんなこと、あるのだろうか。

     あと一月もすれば紅葉がはじまり、11月下旬には、なつのうち、我が物顔に所かまわず侵出していたクズもカナムグラも、急に萎れて枯れ始めます。今年こそ、秋冬のうちに伸びっぱなしになっているこれらのつる草を刈ってやろう。

     先々週の朝、ソバの茂みに、ノウサギがじっとたたずんでいるのを、窓越しに見つけましたが、あれから一度も見ていません。そういえば、このところ、ニホンカモシカやタヌキ、サルの姿も見ていません。イノシシやシカの爪痕も発見していませんが、今年の冬の彼らの動向、気になります。

     

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