先週月曜日・22日は、とよた都市農山村交流ネットワークが毎年行なっている山里学校の草木染め講習会が、どんぐり工房で開かれました。
この山里学校の講習会は、草木の採取から行うところがいつもの講習会と違います。この日は、山里学校開催の折はいつも採取させていただくHさんの土地に、マルバアカソを採りに行きました。Hさんは、アカソをちゃんと残して草刈りして下さっていたので、採取はかなり簡単に終わりました。採取した茎葉を押し切りで刻んだらこんな量に!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/f8/63af8d1784af6854cb0fce7a8afd7d2f.jpg)
初参加のSさんが汲んでいるのは、桑の茎葉を煮出した染め液です。桑はうちの敷地内に困るほど育っているので、この日の早朝枝をばさばさ切り落として持ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7c/ffb65bb80addede40014fbbdef66272f.jpg)
濃染処理をすませたスカーフやバンダナなどの布類を参加者に選んでもらったあと、各自、模様付けをしていただきます。Iさんは、ビー玉を使って模様付けしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/32/3ceb88e8021f60138e85a7c44db74fe4.jpg)
5月から毎月定例の講習会に参加しているSさん。いつも丁寧な仕事をなさいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/12/75aafb4af4778385d13254fd9ab0cd96.jpg)
マルバアカソの煮出し液を酸化させているところです。最初煮出すときにソーダ灰を入れてアルカリ水にすると、赤い色が引き出されるのですが、それだけではまだ茶色っぽい色のまま。空気に触れさせるとワインのような美しい色に変身します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/98/b8d21a83955f2648e3d6b5dc157eb6f2.jpg)
桑の葉からはきれいな黄色が生まれます。このTシャツは、酢酸銅の溶液で媒染したもの。黄土色になりました。もようは、端を縛っただけでできたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/97/dfc6e3f1a7cdeeb038f2eb8d2f84c53c.jpg)
いろんな模様のいろんな色の布ができあがりました。大勢で染めると、作る模様や選ぶ素材がバラエティーに富んでいるので、楽しめます。手前から3枚目の風呂敷模様は複雑。Nさんの作品です。すてき!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c8/c329980e3534c06255b270e52c71e4f5.jpg)
一番奥、右端の小さなピンクの布は、濃染処理せずにアカソの液に入れたもの。その手前の黄色いシャツも同じです。濃染処理をすると、濃くはなるのですが、どうしても茶色っぽい色になってしまいます。とくに赤系の染め草は。生のままだと、薄いけれど、美しい色になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/9a/2af4c5527888cf3c2603c8e54cae5ef5.jpg)
マルバアカソは、毎年山里学校で使っている材料なのですが、今回は、これまでで最も鮮やかな赤が出ました。ちょうどふさわしい季節だったようです。奥に干してある五本指ソックスは、桑の茎葉で染めて鉄媒染したものです。写真ではねずみ色に見えますが、ほんとはカーキ色になっています。
山里学校は、9月15日(日)にも開催します。秋は、ススキやどんぐりのカクトを使いたいと思っています。ぜひご一緒に秋の染めを楽しみましょう! 問い合わせ・申し込みは、とよた都市農山村交流ネットワークまで。
この山里学校の講習会は、草木の採取から行うところがいつもの講習会と違います。この日は、山里学校開催の折はいつも採取させていただくHさんの土地に、マルバアカソを採りに行きました。Hさんは、アカソをちゃんと残して草刈りして下さっていたので、採取はかなり簡単に終わりました。採取した茎葉を押し切りで刻んだらこんな量に!
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初参加のSさんが汲んでいるのは、桑の茎葉を煮出した染め液です。桑はうちの敷地内に困るほど育っているので、この日の早朝枝をばさばさ切り落として持ってきました。
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濃染処理をすませたスカーフやバンダナなどの布類を参加者に選んでもらったあと、各自、模様付けをしていただきます。Iさんは、ビー玉を使って模様付けしています。
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5月から毎月定例の講習会に参加しているSさん。いつも丁寧な仕事をなさいます。
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マルバアカソの煮出し液を酸化させているところです。最初煮出すときにソーダ灰を入れてアルカリ水にすると、赤い色が引き出されるのですが、それだけではまだ茶色っぽい色のまま。空気に触れさせるとワインのような美しい色に変身します。
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桑の葉からはきれいな黄色が生まれます。このTシャツは、酢酸銅の溶液で媒染したもの。黄土色になりました。もようは、端を縛っただけでできたものです。
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いろんな模様のいろんな色の布ができあがりました。大勢で染めると、作る模様や選ぶ素材がバラエティーに富んでいるので、楽しめます。手前から3枚目の風呂敷模様は複雑。Nさんの作品です。すてき!
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一番奥、右端の小さなピンクの布は、濃染処理せずにアカソの液に入れたもの。その手前の黄色いシャツも同じです。濃染処理をすると、濃くはなるのですが、どうしても茶色っぽい色になってしまいます。とくに赤系の染め草は。生のままだと、薄いけれど、美しい色になります。
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マルバアカソは、毎年山里学校で使っている材料なのですが、今回は、これまでで最も鮮やかな赤が出ました。ちょうどふさわしい季節だったようです。奥に干してある五本指ソックスは、桑の茎葉で染めて鉄媒染したものです。写真ではねずみ色に見えますが、ほんとはカーキ色になっています。
山里学校は、9月15日(日)にも開催します。秋は、ススキやどんぐりのカクトを使いたいと思っています。ぜひご一緒に秋の染めを楽しみましょう! 問い合わせ・申し込みは、とよた都市農山村交流ネットワークまで。
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