アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

すげの里で石窯ピザと草木染めの会を開きました。

2024-04-07 23:51:42 | 草木染め
  先月末、足助すげの里で、石窯ピザと草木染めの会を開きました。
 
  石窯と染めの会は、以前、どんぐり工房で開いたことがありますが、キヨミさんと組むようになってからは初めての試みです。とよたまちさとミライ塾+のとなりのとよたの企画の一つとして実施しました。
 
  春休みとあって、参加者は定員を上回って総勢22人。すげの里でこれだけの人数の方と一緒に作業するのも初めてなので、いろいろドキドキ。ピザはいつもの生地にアンチョビと白ネギ、レンコンなどのトッピングで、作っていただきました。スープは白みそ入りの重ね煮スープ。前日下ごしらえを済ませ、当日朝、集合前にスープづくりを開始。
 
  染め材料には、昨年末にもらっておいたビワの葉の乾燥葉を使用。すげの里にはガスの設備がないので、ふたつの竈で煮だしました。煮だし液を酸化させて、より赤っぽい色に変化させてから、染め液に投入。美しい小豆色に染まりました。
 
  ハウスポニーの大きな石窯に比べると、はるかに小さくて蓄熱の度合いも小さ
 
いすげの里の石窯。スタッフ分も入れて26枚近いピザを焼くには細かい配慮が必要ですが、相棒のキヨミさんの経験と勘で、ほぼ滞りなく焼成終了。
 
  午後は媒染。そして水洗い。子供たちは、初対面にもかかわらず、一日すげの里の屋内外で一緒に遊びまわっていました。その分、おかあさんたちは、染め体験、ピザ体験に没頭できた感じです。
  石窯ピザと染めの会、思った以上に好評で、私たちスタッフもさほど無理なくこなすことができました。それで、今後も同様の企画を実施したくなりました。
 
  まずは、どんぐり工房のピザ窯を使って、石窯ピザと染めの会の開催を考えています。今回は、私が用意した濃染済みの布の染めをしていただきましたが、できれば、ご自分の染めたい布をご持参いただいて、濃染処理から工房でできたらと思っています。追って、もう少し検討して告知いたします。
 

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