昨日どうにもたまらなくなって、30分かけて隣町のレンタルビデオ店までDVDを借りに行きました。「たまらなくなった」のは、ドラマがみたくて。もちろん、めりはりの利いたおもしろい映画、あるいは海外ドラマです。
で、何枚か借りてきて、昨夜みたのが2003年の韓国映画「ラブストーリー」。「猟奇的な彼女」の監督、クァク・ジェモンの作品です。「猟奇的な彼女」がおもしろかったので、借りたものです。
舞台は現代。ヒロインの女子学生ジヘが、母親ジュヒのもとに、若いころ届いたラブレターの収められた箱を見つけるところから始まります。差出人は、ジヘが小さいときになくなった父。しかし、実際に手紙を書いたのは、父の友人のジュナだということが、母の日記によってわかります。そして舞台は、1968年夏に変ります。
高校生のジュナはその夏、田舎の親戚の家に遊びに来て、同じく祖父の家に来ていたジュヒに出会い、恋します。二人は夢のようなときを過ごすのですが、引き離されます。ジュヒは国会議員の娘。身分違いの恋とあきらめかけていたところに、同級生のテス(ヒロインの父)からこの国会議員の娘へのラブレターの代筆を頼まれます。
シラノ・ド・ベルジュラック同様、自分の思いをラブレターに込めるジュナ。そのうち、ふたりはほんとに恋仲になり、代筆をしていたことも告白します。テスは、親友ジュナに思いを告げられ、自らは身を引くのですが、政略結婚を狙う父親からひどいしうちを受け、事態は急転。
これらの、母の若き日のラブストーリーを読み続けるジヘも、実は友達に頼まれて、彼女が恋する先輩サンミンにメールを送ってやっています。ジヘも、もともと憎からず思っていたサンミンへの想いが、代筆によってより募るようになるのですが、友達の手前、積極的に出られないでいます。
でも、ある雨の日のできごとがきっかけで、サンミンも自分を恋しく想っていることを知ります。そしてふたりは、ジヘの母ジュヒと父の友人ジュナの思い出の場所へ。そこでふたりは、お互いに運命的なつながりがあることを知ります。
このころには、涙で目が曇るほどになっていました。映像も美しいのですが、話が甘くて切ない。涙が出始めたのは、ベトナム戦争の戦闘シーンのあたりからです。
こういう映画がみたかった! この監督の作品を全部見たくなりましたが、日本未公開がほとんどみたいで、残念です。
ところで、箱に収められていた分厚いノートは、「母の日記」だとウィキペディアには書いてありますが、これは間違いで、ジュナのものだとおもいます。この箱を、ジュナから送られたというシーンがあるからです。たしかに、いろいろ説明していないところが多くて、誤解しそうな部分もあるのですが、総じてグッド! 見終わったあとも、しばらく気持ちよかった。さて、今夜見るのは「リンカーン」です。
で、何枚か借りてきて、昨夜みたのが2003年の韓国映画「ラブストーリー」。「猟奇的な彼女」の監督、クァク・ジェモンの作品です。「猟奇的な彼女」がおもしろかったので、借りたものです。
舞台は現代。ヒロインの女子学生ジヘが、母親ジュヒのもとに、若いころ届いたラブレターの収められた箱を見つけるところから始まります。差出人は、ジヘが小さいときになくなった父。しかし、実際に手紙を書いたのは、父の友人のジュナだということが、母の日記によってわかります。そして舞台は、1968年夏に変ります。
高校生のジュナはその夏、田舎の親戚の家に遊びに来て、同じく祖父の家に来ていたジュヒに出会い、恋します。二人は夢のようなときを過ごすのですが、引き離されます。ジュヒは国会議員の娘。身分違いの恋とあきらめかけていたところに、同級生のテス(ヒロインの父)からこの国会議員の娘へのラブレターの代筆を頼まれます。
シラノ・ド・ベルジュラック同様、自分の思いをラブレターに込めるジュナ。そのうち、ふたりはほんとに恋仲になり、代筆をしていたことも告白します。テスは、親友ジュナに思いを告げられ、自らは身を引くのですが、政略結婚を狙う父親からひどいしうちを受け、事態は急転。
これらの、母の若き日のラブストーリーを読み続けるジヘも、実は友達に頼まれて、彼女が恋する先輩サンミンにメールを送ってやっています。ジヘも、もともと憎からず思っていたサンミンへの想いが、代筆によってより募るようになるのですが、友達の手前、積極的に出られないでいます。
でも、ある雨の日のできごとがきっかけで、サンミンも自分を恋しく想っていることを知ります。そしてふたりは、ジヘの母ジュヒと父の友人ジュナの思い出の場所へ。そこでふたりは、お互いに運命的なつながりがあることを知ります。
このころには、涙で目が曇るほどになっていました。映像も美しいのですが、話が甘くて切ない。涙が出始めたのは、ベトナム戦争の戦闘シーンのあたりからです。
こういう映画がみたかった! この監督の作品を全部見たくなりましたが、日本未公開がほとんどみたいで、残念です。
ところで、箱に収められていた分厚いノートは、「母の日記」だとウィキペディアには書いてありますが、これは間違いで、ジュナのものだとおもいます。この箱を、ジュナから送られたというシーンがあるからです。たしかに、いろいろ説明していないところが多くて、誤解しそうな部分もあるのですが、総じてグッド! 見終わったあとも、しばらく気持ちよかった。さて、今夜見るのは「リンカーン」です。