アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

ニンニクのオイル漬けとしょうゆ漬け

2011-04-27 16:56:32 | 手作りのたべもの
  買い物を頼んだ家人が間違えて、1個150円と198円の青森産のニンニクを10個も買ってきました。今の時期だとすぐに芽が出て使えなくなるかもしれません。高いニンニクなのに使えなくなったらもったいない。とにかくなんらかの処理を施すことにしました。

  生ニンニクのしょうゆ漬けやオイル漬けは何度も作ったことがあります。でも、臭みが気になり、あまり使わなかった記憶があります。オリーブオイルを低温に温め、長い時間をかけて刻んだニンニクを油煮し、いっしょに瓶に入れて保存したこともあります。それはわりとおいしかったけれど、ニンニクの皮をむいて刻むのが面倒でした。

  で、とりあえずネットで調べてみました。オイル漬けで探すと、ほとんど生ニンニクを使っているのですが、焼きニンニクを使う方法が1件、紹介してありました。ホイル焼きなら簡単です。やってみました。

  ネットで見たレシピには「オーブントースターで30分」とありましたが、私は300度のガスオーブンで30分焼いてみました。いいにおいがしておいしい。でも、ちょっと焼きすぎだったので、2回目は250度20分に短縮。皮をむいても実が崩れず、ちょうどよい固さになりました。

  保存瓶に焼きニンニクを入れてオリーブ油を注ぎます。乾燥させたローズマリーの葉も加えてみました。いい香りです。

  ついでにしょうゆ漬けも作ってみました。同じく、保存瓶に焼きニンニクを入れてしょうゆを注ぎます。どちらも、たぶん漬けておいたニンニクが簡単につぶれるはずなので、わざわざ取り出して刻む必要がありません。いい方法を知りました。

  皮をむく時点でつぶれてしまったニンニクは、バターと混ぜてガーリックバターにしました。無塩バターを使ったので、オリーブ香草塩を加えて一緒に混ぜ込みました。パンに塗るだけでなく、炒め物にもこのまま使えそう。

  しばらく前、芽が出ていたニンニクをビニールハウスの中にいけたら、あっというまにこんなに生長しました。生命力の強いニンニクは、育てた土地の養分を全部吸い取ってしまうそう。狭いハウスの中にいけたのは間違いだったかも。今回も3かけほど緑色の芽が出始めたニンニクがあったので、これは、ゆくゆく大事な植物を植えたくなりそうな場所は避けて、植えてやることにします。
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ゼンマイも見つけました!

2011-04-27 16:17:05 | アンティマキの場所に生きる動植物
   はじめて私宅を訪れた知人が、帰り際に家の前の崖でゼンマイを見つけました。

   前から、ゼンマイのような植物があるようだなとはおもっていたのですが、草ソテツとの違いがいまいちわからなくて、一度も採らないできました。綿毛をもやもやとかぶっているのがゼンマイ、根元から広がるように生えているのが草ソテツ。はっきり違いを教えてもらったので、はじめて採取しました。

   といっても、採れたのはこれだけ。ほんのわずかです。でも、近頃はめっきり減っているというゼンマイが家の前で採れるなんて幸運です。さっそく綿毛を取ってゆで、揉んで干しました。

   知人はいかにも簡単そうに「揉みながら干せばいい」と言ったのですが、揉むと先端の巻いている部分がぼろぼろ取れてくるので、なんだかもったいなくてちょっとしか揉まずにストーブの下で干しました。一日ですっかり水分がなくなり、固くて細いひも状の干しゼンマイが出来上がりました。ワラビと違って干さないと食べられないところがやっかいです。でもいったんここまでやっておけばいつまでも保存できるので、昔は大切な食料だったのでしょう。

   でも、今回は片手に乗るくらいのほんのわずかな量になってしまったので、他のものに紛れてしまわないうちに早く使うことにします。あんまり揉まなかったので、もしかしたら固くて歯が立たない代物かもしれませんが。

  
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