骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

三菱・ディオンを骨で聴く

2014-01-07 11:59:02 | 骨で聴く名車
シャリオシリーズがシャリオグランディスとなり、3ナンバー・サイズのクルマとなったことから、三菱自動車の5ナンバー・クラスのミニバンとして登場したのがディオンです。

     → シャリオグランディスを骨で聴く

プラットフォームは5ナンバー・クラスというだけあって、ミラージュから派生したミラージュディンゴです。これを全長とホイールベースを拡大し、最大で7人乗車を可能としました。もっとも、三列目のシートは臨時用のようなもので、大人がゆったりと座れるようなものではありません。

このクラスのミニバンとしては、背の高いボディが特徴で、エンジンは全車GDI搭載です。
デビュー当初のエンジンは4G63型2.0Lで、2年後にギャランとほぼ共通の4G94型へと換装されました。さらに1.8Lの4G93型ターボエンジンも追加されました。



初期のエンジンである4G63型といえば、源流となったのがG63B型エンジンで、初登場は1979年でした。そのため基本設計が古く、鋳鉄製シリンダーブロックにより重いという欠点があります。
しかし、ランサーエボリューションに搭載されるエンジンには、アルミ製ブロックを搭載して、軽量化を図っています。

基本設計が古く重いという欠点があるものの、耐久性、低中速域でのトルクフルな特性があり、ランサーエボリューションだけでなく、スタリオンのようなスポーツカーに活かされ、同時に、デリカにも、三菱ふそうのトラック・キャンターにも、さらには三菱重工のフォークリフトにまで搭載されています。
ここまで幅広い用途を生んだ汎用エンジンというのも珍しいといえます。

実際に運転してみると、シャリオグランディスよりもCDIらしさは感じないものの、かなり扱いやすい印象を受けます。悪く言えば「可もなく不可もなく」ということでしょうが、トヨタ車や、日産車、ホンダ車のユーザーにも大きな違和感はないといえます。
ただしミニバンとしてみると、少し中途半端な感じも受けます。

シャリオグランディスの独特な足回りとGDIらしさ削れ、ディオンには全体的なインパクトにかけますが、それでも骨伝導機器を使って快適にドライブできるでしょう。
車内では耳に装着するイヤホンやヘッドションは禁止ですから、GDIエンジンを堪能しながら、耳を使わない骨伝導ヘッドセットを使って、運転を楽しむのはベストです。

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いろいろありましたが、三菱のクルマは他のメーカーにない魅力があるので、骨伝導製品ともども癖になります。


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