招き猫は右手を上げているもの、左手のものと分かれています。
由来についても大きく分けて6種類くらいあるそうです。
以前ご紹介した豪徳寺(⇒豪徳寺を骨で聴く)も有力な由来を持っています。そして必ず右手を上げています。
豪徳寺での由来は、簡略にいえば、彦根藩主・井伊直孝が猫に手招かれるままに寺を訪れたのをきっかけに、その寺を菩提所とし、没落していた寺が復興したというものです。
参考:All About「招き猫の由来」
境内には招猫殿があり、猫観音像が安置されています。
「崇め祈れば吉運立ち所に来り家内安全、営業繁盛、心願成就す」というご利益があるのだそうです。
そして招き猫に願をかけ、結果的に願が成就した場合、招き猫を豪徳寺の招猫堂の横にある祠に返納します。さらにご利益があるとされます。
この寺の招き猫は霊験あらたかなのです。その証拠に、この祠にはいつも祈願成就の猫がたくさん返納されています。
ちなみに、一般的に左手を挙げているのが「お客さまを集める」招き猫、右手を挙げているのが「お金を集める」招き猫と言われています。従って豪徳寺は「お金」を集めるための霊験があるようです。
浅草で購入した招き猫は左手でしたから、「お客さま」、要するに集客です。
浅草寺は確かに集客力は抜群で、豪徳寺は世田谷の閑静な高級住宅街ですから、相当なお金が集まった地域なのでしょう。
招き猫の威力はすごいのかもしれません。
骨で聴きましょう。
左右どちらの手を上げても対応できます。耳もふさぎません。特許技術の骨伝導により招き猫の霊験にあやかった音声を聴きます。
「ニャー」
「ニャーゴ」
⇒ 骨伝導の恐るべきパワー!