中国広東省の省都・広州は、人口約713万人の大都市です。しかも東京と同じように流動人口も多く、その数はおよそ300万人とも推定されています。つまり実質の常住人口は約1,000万人となります。
中国では北京市、上海市に次ぐ第3の大都市なのです。
この大都市で毎年春と秋の2回開催される展示会が広州交易会です。いわば貿易の展示会といえます。最初に開催されたのが1957年の春で、現在ではかなりメジャーな展示会となりました。
開催当初は中国対外貿易部傘下の専業貿易公司が取り扱い商品を展示していました。輸出に関する商談は当然として、中国の計画経済下で必要となる輸入物資の商談も行われました。中国の対外開放政策が浸透する前の時代は、そういう意味で国策的な意味合いがあったのでしょう。
しかし現在では中国国内のメーカーも独自に貿易権を取得することができるようになり、自社製品を出展するようになりました。日本からも大勢の人たちが来場するようです。
開催期間は広州発着の交通は満席となる便が続出します。市内が外来者で賑わいます。ホテルも市内だけでなく、近隣でも満室になるくらいです。
しかも宿泊料金が平常の3倍程度になることも珍しくないようです。
今年も春になれば世界中からこの都市に人が集まり、雑踏が形成されていくのかと思うと、画像を見ているだけで人々の声が聞こえてきそうです。
中国語だけでなく様々な言語が入り乱れた雑踏の声を骨で聴きましょう。
言語習得にも骨伝導は有効かもしれません。
日本が誇る特許技術の骨伝導を広州交易会で利用するのは、それだけでビジネスにもなりそうです。いつも視点はスタンダードとは限りません。
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鶏‥‥ニワトリは太古より肉や卵を食用にされ、人間には身近な生き物といえるでしょう。現在でも鶏肉料理・玉子料理は洋の東西を問わず、様々なバリエーションがあります。
いわゆる家禽というもので、家禽とは肉・卵・羽毛などを利用するために飼育された鳥のことです。まさに鶏はその代表格です。
食用としてはブロイラーが一般的で、産地偽装の地鶏よりもむしろ安心かもしれません。ただブロイラーは食肉専用でなおかつ大量飼育用の雑種鶏ですから、グルメの人には向いていません。
こんな鶏を子供たちに見せるために、公園の一角で飼っている場所がありました。何気なく近くづくと、鶏もなぜか近寄ってきました。声はだしません。どこを見ているのかもわかりません。ただこの鶏は食べられることがないのは事実で、己の運命を投げやりにしているのではなさそうです。
鳴き声ははやはり、
コケコッコー!
日本語で表記すると何ともほほえましい感じがします。
骨で聴きましょう。骨伝導を使って耳からではなく骨から脳へ鶏の鳴き声を響かせるのです。どんな意味があるかですって?
さあ、分かりません。
でもいいじゃないですか。骨伝導の威力が鶏で証明されるなら‥‥
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