トリからキノコ 自然見て歩き

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カラスノエンドウ

2024-03-03 | 樹木 草花


小さい花だが良く見るととても可愛い
カラスノエンドウ(烏野豌豆)の名は、豆果が黒く熟すのをカラスに見立てた名前と言う
又、スズメノエンドウより大きいから付いた名、の説もある

マメ科の道端や野原に良く見られるつる性の越年草
葉は8~16個の小葉からなる偶数羽状複葉
先の方の1~3個の小葉は3分岐した巻きひげになる
小葉は2cm程の狭倒卵形で、先端は矢筈状に凹んでいる
托葉が特徴的で、葉柄の基部にある三角形の黒いのが托葉で、花外蜜腺と言われ蜜を分泌している
アリが良く群がっているのを見る

花は3~6月に咲く
葉腋に1~3個付き、紅紫色の蝶形花で1.5cmほど

果実は豆果で、斜上し扁平で長さ3~5cm程
熟すと真っ黒になって2つに裂け、果皮がよじれて黒い種子をはじけだす
中に5~10個の種子が入っている

若い芽を油いためなどにすると、独特の風味がして楽しめる
コメント
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