3cm程の可愛い小さなチョウ・ミズイロオナガシジミ
卵で越冬して4月幼虫、5月蛹、6~7月にかけて成虫が姿を見せる
表は黒いが、裏は白く後翅中央に黒状が一筋入っている
後翅の肛角部付近に、小黒点とそれを縁取る赤班がある
尾状突起は長い
食草はクヌギ、カシワ、コナラなどブナ科植物
幼虫は16mmほどの緑色のイモムシ
細長く、断面が三角形に近いゼフィルスイモムシ
背中に薄黄色の突起列がある
成虫は落葉広葉樹林に居て、市街地の公園でも時折見られる
朝と夕方に活動して日中は不活発で、下草や低木上に止まっていることが多い
止まる時は翅を閉じて止まる
クリなどの白い花で吸蜜するほか、樹液で吸汁することも多い