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大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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ぜんぶ見せる「東京都の都市計画マスタープラン」と概要しかみせない「都市再開発の方針」原案

2020年07月10日 | ├.まちづくり・都市計画

東京都が都市計画マスタープランと都市再開発の方針の計画変更をしようとしていて、7月15日まで意見募集中です。公聴会で発言の機会があるので、申し込もうとしたら、都市再開発の方針も意見募集中だと言うことがわかりました。

ところが、都市再開発の方針は、どこを探しても、概要版しか公開されていなくて、東京都に確認したら、やはり、都市再開発の方針の全文は公開されていませんでした。

見るなら、東京都か、最寄りの役所まで行くよう言われました。

全文HPに掲載する「東京都の都市計画マスタープラン」
概要版しか掲載しない「都市再開発の方針」

どこが違うのでしょうか。

都市計画マスタープランも都市再開発の方針も、いずれも莫大な財政投入による税負担を伴う事業です。

都市計画マスタープランは、都政全般に関わるより広範な計画ではありますが、だからと言って、歳再開開発の方針の前文を掲載しない理由にはならないでしょう。

気になるのは、都市再開発の方針は、地域住民の合意形成が重要になりますが、合意形成の前に、東京都が都市再開発のエリアを選んでいる可能性があることです。

都市再開発は、決められたエリアを更地にして、共同化したり、道路、広場など公の施設をつくることで、街をつくりかえます。

地権者は、自己負担なしに新築の建物に入居できますが、土地という固定資産を、建物の床という償却資産と交換する権利変換を行うため、取得した資産の価値は年々減っていくことになります。

再開発を望む人とそうでない人がいますから、行政がエリアを決めたからと言って、その区域の再開発を決められるわけではありません。

大田区に行って原本を確認しようと思います。


_____________________

 

【公聴会】

http://www.city.ota.tokyo.jp/smph/seikatsu/sumaimachinami/machizukuri/juran_kocho.html

 

【意見募集】

東京都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(原案)意見募集のHPより

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/master_plan/index.html?fbclid=IwAR3lXG8COP0o29xwxM29t1nGUMJMCANowz0rBCFeJCJeLnAvRcF5QMwFXDY


(募集期間:令和2年7月1日(水)から7月15日(水)まで) 


(1)意見募集の対象 
  23区
  ・ 東京都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(原案)


  多摩
  ・ 多摩部19都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(原案)


  島しょ
  ・ 島しょ部6都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(原案)

(2)募集期間 
   令和2年7月1日(水曜日)から同月15日(水曜日)まで

参考資料
都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(原案)の概要 (7.8MB)
お問い合わせ先
都市整備局 都市づくり政策部 広域調整課
電話 03-5388-3227(直通)


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