昨年、定額減税の陰で【こども保険】ができました。
税で負担してきた児童手当等を、医療保険料に上乗せ徴収するしくみをつくったのです。
減税なしの上乗せ徴収ですから、実質の増税ですが、
増税と言わないどころか、こども保険の新設とさえ言わなかったのは、
国民の反感を買わず、政権を維持するためだったのでしょう。
不思議だったのは、野党も増税ともこども保険新設とも言いませんでした。
議論の少し前まで言っていたのに、法案の審議の議事録を読みましたが、
私は、見つけることができませんでした。
こども保険の新設で、年金、医療、介護、子育てという、日本の主な社会保障が、社会保険の仕組みに組み込まれました。
今回のこども保険の創出で、
【1】多くの区民は医療保険料の負担が増え、
【2】被用者保険加入者は所得が減り、
【3】中小企業等が廃業する一方、
【4】業績が好調な一部企業は利益を増やし、
【5】自治体は、隠し財源を捻出できる
こんな風に、私は、みています。
ズーッと考えている、税と社会保険の違いや影響について、ご報告したいと思います。 . . . 本文を読む