2022年度の決算委員会が終わりました。明日12日の決算議案についての考えを述べる討論に必要な資料を整理しているところです。今回の決算の評価の視点は、国が行っている所得再分配調査の分析から始まりました。誰から税金を集め、誰のために使っているのか、それにより、格差は是正されているのか、という基本の視点です。厚生労働省に聞いても、どう財源の数値を拾っているか、教えてくださいませんし、大田区に聞いてもわからない、というので、分析は簡単ではありませんが、少なくとも「考え方」はある程度見えてきました。いくつも重要な論点があるのですが、その中のひとつ、消費税の地方交付分の一部が、大田区では社会保障に使われていないことが判明したので、ご報告します。 . . . 本文を読む